6日ぶりになりますが、本日は会員からの投稿がなかったので、管理人の埋め草趣味にお付き合い願います。

スタンプはお江戸シリーズでなく、明治18年(1885)3月1日に開業した新宿停車場が描かれています。JR山手線の前身である日本鉄道赤羽~品川間が開業したときに設けられた駅で、ずいぶんと殺風景ですが、当時は町はずれの角筈に設けられたため、利用客は少なく雨の日などは利用客0人だったこともあったようです。その後、甲武鉄道(現在のJR中央本線)が立川まで開業。その後も京王や小田急など私鉄の乗り入れが相次ぎ、一大ターミナルに変貌しました。2005年度の乗降客数はJRで約151万人で第1位。各社総合では約347万人で世界第1位を誇りますから、このスタンプは駅の歴史を語るうえでは貴重な史料といえるでしょう。
ただ、新宿はお江戸とも縁が深く、甲州街道の宿駅で栄えました。甲州街道は当初、日本橋から高井戸まで4里(約16km)あり、起点と宿場までの距離が長いため、多くの旅人が難儀していました。そこで元禄11年(1698)に設けられたのが内藤新宿です。信州高遠藩主の内藤氏の中屋敷(現在の新宿御苑)があったため、こう呼ばれました。新宿駅西口から出て新宿3丁目から四谷4丁目にかけての通りには、内藤家代々の墓所と都内最大の閻魔像で知られる太宗寺、奪衣婆で有名な正受院、江戸後期の戯作者・恋川春町の墓のある成覚寺、江戸三名鐘のひとつ「時の鐘」のある天竜寺など、見どころがたくさんあります。また約60年前から続く追分だんご本舗は、甲州街道と青梅街道が分岐する「追分」の名を残すだんごの店で、だんごを頬張れば往時の街道旅の雰囲気を味わうことができます。
新宿にはもうひとつ「都庁とあずさ号」のスタンプ(右)があります。1999年に新宿指導センターが独自に製作したもので、管内の山手線・中央線の駅に設置されたのですが、その後支社統一印設置のため、現在ではほとんどの駅で消滅しました。お辞儀している駅員は新宿地区のマスコット「しんちゃん」です。このスタンプは2007年1月現在、同じものが2カ所に保管されていますが、東口みどりの窓口は結構並ぶことになるので、おすすめは南口インフォメーションセンターのほう。きれいな受付嬢が応対してくれます。
投稿者:管理人
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