会員の投稿がちらほら見られるようになり、埋め草連載もかなり飛び飛びになってきました。さすがに毎日書くのはしんどいのでありがたいことです。なお、まとめて連続で読みたい方は旅じゃBLOGの「スタンプ物語」のカテゴリーからお入りください。もちろん各投稿者の文章も個別で見られます。

今回の秋葉原はスタンプの内容が変わった珍しい例です。ご存知の通り、長い間親しまれてきた交通博物館は、老朽化とバリアフリー対策などもあって2006年5月14日をもって惜しまれつつ閉館となりました。右の旧スタンプは2005年に交通博物館へ行った際に博物館のスタンプとともに押した記憶があるのですが、そのメモ帳がとうとう出てきませんでした。真剣に掃除でもすれば出てくるかもしれませんが、とうとう本日がきてしまったのです。よってまだ古いスタンプが掲載されているスタンプ台からその画像を起こしました。ご了承ください。
秋葉原の交通博物館は昭和11年(1936)4月25日に万世橋駅跡を利用して開館。その後、70年にわたってたくさんのレイルファンが訪れました。日曜だけオープンする資料室には、貴重な本がたくさんあり、僕も卒論や本の編集のときにお世話になった記憶があります。研究者と思われる人がたくさんいて、異様な雰囲気でしたが、コピーサービスがないのが非常に残念でした。あとゲームで人気になった運転シミュレーション「電車でGO」のはしりでもありますし、鉄道だけでなく交通全般の展示物があるのが魅力でした。本年10月14日には埼玉県さいたま市に鉄道博物館が開館予定ですが、交通全般でなく鉄道に限定されてしまうのが残念でなりません。鉄道以外の展示物は公開予定がなく、専門博物館からの依頼があれば貸し出すことも検討しているとのことですが、公開される可能性は極めて低く、このまま宝の持ち腐れになってしまうのではないかと心配です。
前置きが長くなりましたが、秋葉原のスタンプは昨年左の「万世橋とITの街」に生まれ変わりました。と同時に2005年のつくばエクスプレスとヨドバシAkibaなどの開業に伴い駅自体も大変貌を遂げ、駅ビルに入っていたアキハバラデパートも昨年末をもって閉館されました。駅周辺には電気街が広がり、パソコン部品などがヨドバシカメラなどもよりも安く買えるので管理人もしばし訪れます。まあ、『電車男』の流行もあったのちは元祖オタクたちも遠のく傾向にありますが、それでもメイド喫茶やいわゆるアキバ系アイドルなどで賑わっています。
この秋葉原、明治2年(1869)暮れに、明治天皇の勅命で現在のJR秋葉原駅構内の地に神社を勧請。江戸時代に火防(ひぶせ)の神として広く信仰を集めていた神仏混淆の秋葉大権現が勧請されたものと誤解した人々が「秋葉様」「秋葉さん」と呼び、火災時に緩衝地となるよう空き地とされていた社域を「秋葉の原」「秋葉っ原」と呼んだことに由来しています。その後、明治21年に日本鉄道延長に伴い移転し、秋葉神社となりました。
駅名は正式には「あきはばら」なのですが、神社は「あきば」、さらに下町訛りや略称なども「あきば」と呼ばれることから、現在でも「あきばはら」と混同している人が多いようです。
投稿者:管理人
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