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スタンプ物語29・神田駅

1月2日からはじまりました山手線各駅停車の「スタンプ物語」もついに最後の神田駅となり、無事に一周して戻ってきました。

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神田ということで毎年5月15日近くの土曜に行われる神田明神の神田祭の御輿が描かれていますが、神田明神の最寄は当駅ではなく中央線の御茶ノ水駅です。ホームにもその旨が表記されています。神田明神は天平2年(730)に創建。承平5年(935)に反乱を起こして敗死した平将門の首が京から持ち去られて当社近くに葬られ、延慶2年(1309年)に当社の相殿神とされました。江戸築城に際して現在地に遷座してからは江戸総鎮守として尊崇されています。
神田祭は日本三大祭りのひとつに数えられ、山車が将軍上覧のために江戸城中に入ったといいますが、路面電車の開通で山車の運行に支障をきたすようになり、さらに関東大震災で山車の大半が焼失したため、現在は御輿に替わっています。大祭は隔年で行われますが本年度はその年にあたり、艶麗で古風な行列の神幸祭、御輿宮入、太鼓フェスティバルなどが盛大に行われます。
神田にはもうひとつ神田明神随神門とSLが描かれた国鉄時代のスタンプ(右)も北口改札窓口に保管されており、係員に申し出れば押すことができます(2007年2月現在)。SLは北口から比較的近い万世橋の旧交通博物館をさしているものと思われますが、交通博物館なき現在、このスタンプも風前の灯火といえるかもしれません。
しかし、神田であれば東側に北辰一刀流の千葉周作の道場・玄武館跡や吉田松陰が刑場の露と消えた伝馬町の牢屋敷跡などの史跡があるのですが、駅名にこだわるあまり御茶ノ水駅最寄の神田明神をスタンプに描いたのは明らかにミスキャストといえるでしょう。

長い間、埋め草にお付き合い願いましてありがとうございました。スタンプ物語の連載はとりあえずここでいったん終了します。今後は不定期になりますが、お江戸77駅の残り(まだ全駅未押)や、都営地下鉄のスタンプなどを紹介していきたいと思います。結構大変な連載でしたが、ひとついえるのはやはりスタンプもきちんとデータにして保存しておかないと、宝の持ち腐れとなり、秋葉原駅の旧スタンプのように急に出てこない事態も発生します。あといつも打ち合わせなどで何気なく使っているJRや地下鉄も、ちょっとスタンプに目をやれば気分転換にもなります。
もちろん今後もスタンプは集めていきますし、紹介したスタンプでも失敗しているものはいつの日か押し直したいと思います。ただ、スタンプも寿命がありますので、このシリーズのスタンプがいつまで続くかは分かりません。いきなり全部取り替えになることだってあるからです。まだ残っている旧スタンプも含め、全駅制覇するのはずっとずっと先の話になりそうです。

投稿者:管理人
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2007年02月21日 01:05に投稿されたエントリーのページです。

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