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「鶯谷駅」へのコメント

昨日の「スタンプ物語25・鶯谷駅」に旅ジャーナリスト会議代表森田芳夫氏から、貴重なコメントをいただきました。この投稿はコメント欄に埋もれさすわけにはいきませんので、本日のブログは管理人の投稿に寄せられた森田氏のコメントです。

小出さんの鶯谷駅のスタンプと解説を拝見しました。
 多岐にわたる解説に興味ををそそられ楽しく読みました。そしてあの駅スタンプが「おそれ入谷の鬼子母神」の朝顔市がデザインされていることを初めて知りましたが、この鬼子母神の「鬼」の字は、正しくは「左上の斜めチョン」が抜けているのが正しいことをご存知でしょうか。

iriyakisibojin1.jpg iriyakisibojin2.jpg
 
 上の写真をご覧ください。鬼の字が変でしょう?
 これは拝借した現場写真ですが、日本の著名な鬼子母神はほとんどこの文字を使っていることに驚きます。

 市川市中山のある名刹「中山法華経寺」、都内雑司が谷にある「鬼子母神」もこの文字を当てています。
しかし辞書にはもちろん、PCにもこの字体がないのが何やら不気味です。

「鬼から『角(つの)』を消したからこうなった」と私に教えてくれたのは、妹の亭主である国立大学の名誉教授です。もつべきは物知りの親戚です。台東区教育委員会の案内板には下記のように書かれています。

「入谷鬼子母神(きしもじん)は、日蓮上人の尊像とともにここ眞源寺に祀られている。眞源寺は、万治二年(1659)日融上人により創建された。
 鬼子母神は、鬼神般闍迦(はんしか)の妻で、インド仏教上の女神のひとりである。性質凶暴で、子どもを奪い取っては食べてしまう悪神であった。釈迦は鬼子母神の末子を隠し、子を失う悲しみを実感させ、改心させたという。以後、「小児の神」として児女を守る善神となり、安産・子育の守護神として信仰されるようになった。
 入谷鬼子母神では、子育の善神になったという由来からツノのない「鬼」の字を使っている。
 また、七月上旬、境内及び門前の道路沿いは「朝顔市」で賑わう。入谷名物となったのは明治に入ってからで、十数軒の植木屋が朝顔を造り鑑賞させたのがはじまりといわれている。当時この地は、入谷田圃といわれ、朝顔や蓮の栽培に適していた。
 大正初期、市街化により朝顔市は途絶えたが、昭和二十五年復活。以後、下町情緒豊かな初夏の行事として親しまれている」

 これは漢字というより、仏教界が勝手に記号化して、人々に読むことを強要しているデザインなんでしょうかね――。不思議なことがあるもんです。     

投稿者:森田芳夫
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以下は管理人の追伸です。コメント欄に写真がUPできなかったのでこちらに載せました。

zousigayakisibojinannai.jpg

以前に行った雑司ヶ谷鬼子母神もたしかに鬼の左上部分がありませんね。さすがはカリスマ編集者です。案内板のほうも「鬼」の字があとで訂正されています(分かります?)。しかし、これって作字なので編集者泣かせではありますね。ひとつ勉強になりました。

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コメント (1)

森田さんコメントありがとうございます。「鬼子母神」の鬼の角がない話は初めて知りました。しょせんスタンプは押しているものの、まだ現地に出かけて写真を撮っていないものがたくさんあります。しかも「きしぼじん」でなく「きしもじん」と読むのですね。しかし、狂歌というのはインパクトがありますね。「おそれ入谷の鬼子母神」というのは、なぜか中学生くらいの頃から脳裏に焼きついています。当時は怪談かなにかと思っていましたが、どこで知ったのかが思い出せません。たぶんテレビやドラマなどでも使われていたのでしょうね。

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2007年02月09日 00:18に投稿されたエントリーのページです。

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