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『風林火山』第41回「姫の死」

 前回は取材で更新が大幅に遅れてしまいましたが、今週はタイムリーで観ましたのですばやくUPします。もっともすぐ他の会員の投稿もUPせねばなりませんが。
 今回は由布姫が亡くなってしまうことで、原作にあった晴信と勘助が剃髪して丸坊主になる話がすっ飛ばされていました。二枚目内野勘助を坊主頭にするのをためらったせいでしょうか? 晴信の女癖が治らないので、由布姫と於琴姫がそろって尼になると言い出し、晴信と勘助はじめ家臣たちがそろって頭を丸めるシーンは大変おもしろい場面なのですが。リツさんだって坊主頭の勘助を見て「可愛いー」なんて云ってくれそうですし……。
 しかし、いくら由布姫が男だったらすごい武将になれたからといって、わざわざ越後攻めか木曽攻めかどちらかを姫に選択させますかね。古来、女が政事に口をはさんで崩壊した例は数知れず。しかも由布姫が「木曽に嫁を出して縁組せよ」と進言するのはちゃんちゃらおかしい。それともそこまで武田家滅亡の伏線にもっていきたかったのでしょうか。この脚本家は。
 この間に長尾景虎が信濃へ出陣し、200日におよぶこう着状態の末、今川義元の仲介で雪斎が使者に立つ。おっとこの雪斎の死を前にやっと松平元信(のちの徳川家康)が出てきましたね。6歳から今川家の人質になり、元服まで雪斎が育てたとしたのなら、こんな死の直前に唐突に登場させなくても、勘助などとからませたほうが、話がおもしろくなったでしょうに。
 で、勘助が木曽出陣中に由布姫が亡くなり、これを聞いた勘助は茫然自失になりながらも、敵陣の兵をバッタバッタと斬り伏せてゆく。あんたは鬼神かゾンビですか!
 史跡紀行は物語とは関係ない第30回と同じ山形県米沢市の上杉神社を紹介していました。はっきりいって、これは邪道すぎです。30回で紹介した法音寺と同じ時期に取材したと思われますが、同じ場所を小出しにしてつなぐせこさ。ド貧乏な編プロならともかく、国民の血税で成り立つNHKがこんなたらい回しにして、しかも再来年の『天地人』に食いつなごうとする魂胆みえみえでよいのでしょうか。本来なら木曽攻めの福島城や薮原宿などを紹介すべきでしょう。ということで今回はけしからんので木曽福島駅のスタンプをUPしました。

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投稿者:管理人
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2007年10月14日 22:42に投稿されたエントリーのページです。

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