うーん、不思議。苦戦すると予想していた『篤姫』が回を重ねるごとに視聴率があがっております。不倫や離婚騒動が当たり前の世の中だから、憧れているのでしょうか。ああいう生き方を。
今回の物語はほとんど創作で、あだち充『タッチ』幕末版のようなラブコメノリでしたね。自由恋愛がほとんど許されない当時に当てはめたからこそよかったのかも。しかし、歴史ブログランキングで上位を争う桐野先生の『膏肓記』では、縁談相手となる島津忠教の次男右近では年齢が合わないと書かれています。たしかに於一より右近のほうが6歳年下では……。
それにしても今回は古臭い青春ドラマでしたね。篤姫が桜島を望んで「私にとって日本一の男に嫁ぎたい」と肝付尚五郎に語り、それに奮起した尚五郎は熱血して剣術に励む。おおっ青臭い。そして於一の家を訪ね、尚五郎はついに父忠剛に「妻に欲しい」といいました。さらに、
「大切なのは日本一の男になれるかではなく、なってみせるという決意」
と熱弁。忠剛もこれに感激し、「縁談を断る」と申します。しかし、斉彬のところに登城すると、斉彬は養女にくれといいます。哀れ尚五郎……幼馴染とは結ばれず、この失恋をバネに立派な家老へと成長してゆくのでありました……では、ベタすぎます。

史跡紀行では今回登場したジョン万次郎の故郷・高知県土佐清水市を紹介していました。しまった! こう来たか。『天璋院篤姫と幕末を旅する』(一水社)ではノーマークの場所でした。土佐清水というと土佐くろしお鉄道の沿線からはずれたところで、中村駅からバスで行かなくてはならない場所なので、そう簡単に取材にも行けませんが。ということで5回目にしてとうとう写真もスタンプもナシになってしまいました。すいません。
投稿者:管理人
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