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富岡製糸場は世界文化遺産になるか

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 群馬県富岡市の旧片倉の製糸場は、貫禄充分。写真は明治5年(1872)建造の操糸場です。フランス+和式の建物です。最初に訪れた昭和338の秋、レンガ造りの建物の中で、操糸の大きな音を背景に、女工さんが黙々とこなしていました。緊張感に満ちて、だれもおしべりをしていません。その姿が思い出されました。
 その建物を「世界遺産に!」と、地元は盛り上がっていますが、富岡の製糸は世界一の生産量で、これで日本は外貨を稼いで、横浜の正金銀行が潤い、その資金で日本は日露戦争へと突入しました。
 そういった位置付けはありますが、絹を生産した蚕糸の環境は皆無で、輸出港の横浜との結びつきも今では皆無です。富岡・養蚕地・街道・横浜までが点、面、線で描かれないと登録は無理でしょう。
 むしろ、地元はこの生産地を造り上げながら惨殺された「小栗上野介忠順」を顕彰すべきでしょう。

投稿者:伊藤建介
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2008年03月28日 09:17に投稿されたエントリーのページです。

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