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LEDの恐怖

オレ様は鉄道写真家の山崎友也。先週鉄道のムック本の撮影のために北海道へ行ってきた。
今北海道でもっとも熱いのが旭山動物園。入園者数は年間300万人を超えて上野公園に次いで第2位という、地方の動物園としては驚異的な数字をたたき出している。そしてその旭山動物園に行くための列車が北海道に走っている。その名も「旭山動物園」号だ。
今年から「旭山動物園」号に「オオカミ君」という車両がお目見えしたので、それを撮影するためだ。車体いっぱいに動物の絵が描かれ、車内にも動物を模した記念撮影用シートが設置され、動物園に負けずこちらも大人気だ。
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旭山動物園号とオオカミ君の車内


そのついでに去年の10月からお目見えした特急「スーパーカムイ」も撮影しようと試みる。しかしこれがいけなかった。
最近の鉄道車両の行き先表示やヘッドマークには「LED」と呼ばれる発光ダイオードが多く使われている。こいつが曲者なのである!
LEDは要はもの凄く速い間隔で点滅しているようなもので、それゆえシャッター速度が速いとLEDは写真に写らないのである。しかしこちらは高速で走っている列車を撮影するので、あまりシャッター速度が遅いと列車がブレてしまう。じゃあどのくらいのシャッター速度で撮影すれば写るのかといえば、周波数の違いからかそれはメーカーによって様々で、実際撮影してみないとわからないときたからタチが悪い。
この「スーパーカムイ」もご多分に漏れずLED表示のヘッドマークだ。しかもLEDの表示が、「スーパーカムイ」、「JR」とコロコロ変わる。そのためシャッターを押したときに運悪く「JR」などと表示された場合には、いかに車両やLEDがきちんと写っていても何という特急なのかわからず、今回のムックのような仕事の場合には即失敗ということになる。面倒な列車だ。

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簡単に撮影しているようだが、その裏には苦労が一杯


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1/1000秒だとこのようにきちんと写らない

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きちんと写っても「JR」だと何の特急なのかわからない

何本か撮影して、やっと1/250秒以下でないとLEDが写らないことが判明。
「スーパーカムイ」は30分に1本運転されているのだが、結局キレイに撮影できるまで3時間も費やしてしまった。こんな写真にそんな時間が掛かってしまうと大赤字だ。
やっぱ鉄道写真家って、つらい・・・

投稿者:山崎友也
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コメント (1)

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高名な山崎カメラマンの初投稿。どうもありがとうございます。これからもすばらしい写真の提供願います。

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2008年06月05日 04:06に投稿されたエントリーのページです。

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