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鉄道可動橋

オレ様は鉄道写真家の山崎友也

みなさんは可動橋というのをご存知だろうか?
いくつかタイプがあるのだが、有名なのはロンドンのタワーブリッジなどの眺開橋といわれるもの。隅田川で使われていた勝鬨橋もこのタイプ。いわゆる船が通ると橋が跳ね上げるしくみだ。
鉄橋にもこの可動橋があり、かつては大阪や佐賀などあちこちでさまざまなタイプの鉄道可動橋があったのだが、現在現役で残っているのは三重県四日市市の千歳運河に掛かる眺開橋「末広可動橋」のみとなっている。先日雑誌の撮影のため、この橋を訪れた。

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跳ね上げ式といっても橋(羽根)は片方の一本しかない。普段この可動橋は船が通ろうが通るまいが橋は上がった状態である。列車が通るときに橋が下がるという変則的なもの。なぜならこの橋を通る列車は貨物列車が一日にわずか5本しかないため、運河を通る船の方が多いからだ。
一方この末広可動橋の南側には道路の跳開式可動橋もある。こちらは車の交通量が多いため、普段は普通の橋として機能しているが、船が通るときには羽根が上がり、車や歩行者は待たされる。可動橋が並んでいるの自体珍しいのだが、かたや上がりっ放し、かたや閉りっぱなしと性格が違うのも面白い。
末広可動橋を実際に通る貨物列車はJRではなく名古屋臨海鉄道という私鉄である。この会社の職員が列車の時間になるとどこからともなく自転車でやってきて(この辺がのんびりしていて笑える)、橋横にある小屋に入り、橋を下げる。

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そして貨物列車が通過し終えると、橋を上げてまた自転車に乗ってどこかへ帰っていく。なんとものどかな光景である。
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訳がわからないのが、夜間休日になるとこの可動橋は橋が閉ったままなのである。この時間帯は航行する船の方が少ないからなのだろうか?

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            夜間は閉ったまんま


なので休日は撮影が大変だ。なぜなら、列車の時間は時刻表で決まっているのだが、この運河を航行する船は貨物船なので時刻表とかなく、いつやってくるかわからない。なので可動橋と船の写真を休日に撮ろうとすると、船が来るまでいつまでもず〜〜〜っと待っていなければならないからだ。来ない日さえあるという!
この日もたまたま休日だったため、朝からひたすら貨物船がやって来るのを待ち続けた。待つこと4時間。この時間が早いのか遅いのかはわからないが、なんとか船と可動橋の絵をGETすることができた。


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         このいちまいに、よ、よぢかん・・・













話は変わって早朝での出来事。
朝まだ暗いうちから起きて列車の通過を待っていた。と、ガタンゴトンと音が聞こえ、踏切の警報機も鳴りはじめた。

するとである!
その音にビックリしたのか、いっせいにその辺にいたカラスが飛びはじめたのである。1羽が飛ぶと2羽、3羽と続き、そのうちもう収集がつけられなくなってしまった。
写真としてはヒッチコックの「鳥」みたくある意味面白いのだが、実際雑誌にはこの写真はリアル+シュールすぎて掲載できない。

そんな訳で、今んとこ講演や写真教室などで笑いをとる時のネタとしてしか使えていない・・・・

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2008年06月17日 05:00に投稿されたエントリーのページです。

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