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2008年09月 アーカイブ

2008年09月03日

比内地鶏の味はいかに

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8月20日の秋田の続き。「比内地鶏」と「稲庭うどん」は全国ブランドで、高価。
わたしにとって食卓や立ち寄る食堂ではお目にかかれないものです。
夏ならではの「比内地鶏アイス」を賞味しました。ちょっと気取って、持参の色紙を使いましたが。
このアイスは黄身の味が濃厚で、いつまでも口に残ります。好みもありますが、アイスクリームは単純にミルキー&クリーミーなほうが夏の味としてはいいようです。
食べ終わって、「あーそうか! あの濃さが比内地鶏なんだ!」と気付くぐらいで、それも本物だろうと、一抹の不安が残りました。

Q ところで、ここでは、なぜ鶏肉料理の写真を出さないのか?
A 私は鶏肉不得意で、焼き鳥の匂いもつらいんです!!!!!

投稿者:伊藤建介
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2008年09月05日

アーカイブズ心の旅1

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「京都市電」

 昭和50年夏。熱い陽射しの照りつける京都であった。車で京都入りした私は、円山公園の境内にある京料理の店「いもぼう」をめざし、混雑している東大路通り通りを走っていた。古都の路は一般自動車に混じり、観光バスやタクシーなどがひしめき合って大渋滞中。

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 そのとき「チンチーン!!」と車の集団のあいだを、「そこのけそこのけ!」と言わんばかりに、必死で鐘を鳴らしながら、チンチン電車が身体を振って走ってきた。とてもユニークで印象的な光景であった。それにグリーンとクリーム色の優しいスタイルは、京都の風情にぴたりと染まっていた。

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つづく

投稿者:にわあつし
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2008年09月07日

『篤姫』第36回「薩摩か徳川か」

 いよいよ島津久光が幕政改革を上奏するため、1000の兵とともに上洛し、ますは京都に止まります。このとき先行した西郷は下関で止まるよう命じられていたのに、大坂へ向かってしまい再び島流しの憂き目にあいます。西郷という重しがなくなってしまったため、有馬新七をはじめとする尊攘派志士は寺田屋で要人殺害を画策。大久保の説得にも応じず、ついに寺田屋騒動が起こってしまいます。内部粛清を行ったことで久光の朝廷に対する株は急上昇。この久光の処置に対し、小松帯刀は昇進を辞退し、江戸へ向かうのもやめようと考えますが、有馬が身を犠牲にしたという遺書があり、小松は江戸下向を決意します。まぁ、体育会系の尊攘派志士にそこまで思惑があったかどうか分かりませんが、なるほど視点を変えればこういう見方もできますね。このあたりの資料も桐野先生のブログ『膏肓記』に詳しく書かれているのでぜひご覧ください。このときに殺害された田中河内介という人物は、歴史家が調べようとすると祟りをなすという怪談でも話題になりました。たしか子どものとき読んだ怪談の本でしたからトラウマになりかねなかったですよ。
 一方、大奥では薩摩が乗り込んでくるということで、本寿院からは嫌味をいわれるわ、息子のような家茂にも疑われるわで、天璋院様ついに薩摩での思い出の品々を焼却するこという行動に出ます。白薩摩に薩摩切子、今から考えると国宝級の品々だけに「嗚呼なんて勿体ないことを」と思ったのは僕だけでしょうか。天璋院様乱心の報に家茂が止めますが、「私は徳川の人間」と決意をされる篤姫様でございました。

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 史跡紀行では寺田屋事変のあった京都市伏見区の寺田屋はじめ、両替商跡、大黒寺などを紹介していました。さて、寺田屋事変というとこの第一次と龍馬が窮地を逃れた第二次と二度も歴史の舞台に登場するのですが、今回は平成版寺田屋騒動が起こっています。詳しくはリンク先のJ-CASTニュースを見ていただければわかりますが、寺田屋はこれまで柱に弾痕や刀傷跡が残り、龍馬の妻となるおりょうが裸のまま駆け上がった階段なども残っていると案内で流れていたのですが、鳥羽伏見の戦いで焼失して再建されたという説が浮上してきたのです。しかし、この再建設はすでに浮上していたもので、このタイミングでニュースになるのは、明らかにドラマに合わせたものではないかと思われてしまうほどです。一部マスコミではすでに近年の偽装事件にひっかけて観光偽装などと騒がれていますが、再来年の大河ドラマ『龍馬伝』でも舞台になるところだけに、調査結果を明らかにし、白黒はっきりつけておいてほしいものです。もうひとつ付け加えるならば、2003年に寺田屋を訪れたときは記念スタンプがなかったので、スタンプも設置して!

投稿者:管理人
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2008年09月08日

鉄道ガイドブック製作!

オレ様は鉄道写真家の山崎友也

このたびオレ様が撮って書いた全く新しい鉄道情報誌が完成したので、この場を借りて宣伝させていだたきます。




「ちず鉄  1 関東甲信越


山崎友也 著


絶賛発売中!








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地図ページには1/29万の地図に情報を網羅




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ガイドページには特筆すべきネタを詳しく解説




鉄道と地図が融合した全く新しい本、その名も「ちず鉄 1 関東甲信越」がいよいよ発売されました。


今までにないタイプの鉄道情報誌で、私山崎友也が夜も寝ないで昼寝して書いた渾身の一冊です。

地図ページは、29万分の1の地図に沿線の見所や鉄道情報を徹底して盛り込みました。車窓ポイントや鉄道ネタ情報、保存車両や貨物線、車両基地、廃線跡に駅弁情報と、実に多彩な内容になっています。

後半のガイドページでは、「乗る」「撮る」「知る」「食べる」・・・ この4つの鉄道に関するテーマだけにこだわり、徹底して取材をして写真と記事で展開させました。

地図「ミリオン」で有名な東京地図出版より刊行、A5判オールカラー160頁、定価1,365円。


10月には「ちず鉄 2 関西・東海信越」も刊行し、以降6冊のシリーズになる予定です。

鉄道好きのあなたもそうでない人も、見て楽しい使って便利な必ず役に立つ鉄道ガイドブックだと自信を持って言いきります。

みなさん、ぜひお買い求めくださいませ!

2008年09月10日

光る上田東高校の枝垂れ桑

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7月28日に上田の高校でちょっとびっくり。明治開港以来、横浜から輸出する絹は世界の80%を占めていました。その生産地は群馬、埼玉、長野、山梨、関東、東北地方各地でした。
信州の上田は生糸の生産が盛んで、県立蚕糸専門学校があり、今日の信州大学繊維学部として発展しました。その広い構内に親子関係の県立蚕糸学校があり、そこは今日の長野県立上田東高校となりました。二つの学校の卒業生・技術者が全国で活躍したわけです。
その上田東高校の構内に「枝垂れ桑」の木がありました。いかにも収穫量がありそうです。蚕の餌である桑の改良は、今日でもこういった学校で着実に進んでいたわけですね。
これこそ高評価の学校と思いました。同窓会長は、地元・養蚕農家出身でセブン&アイCEOの鈴木敏文さんだそうです。

投稿者:伊藤建介
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2008年09月12日

アーカイブズ心の旅2

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「セッテベロ」
 世界一豪華! とイタリア国鉄が誇った特急電車の名である。1953年、日本の東海道新幹線が開業する10年以上も前に、イタリアに登場したこの電車。モダンな球形の前後展望車、そしてオール1等の車内はまるで動く応接間であった。ゆったりとした淡いブルーの座席、絵の描かれた扉でカバーされた荷物棚、豪華に仕立てられた室内は、実に優雅な旅を演出してくれた。後に小田急ロマンスカーや、名鉄ビスタカー誕生のモデルにされたことはあまりにも有名だ。

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「7つの美」の意味を持つこのセッテベロと初めて対面したのは1974年の夏である。スペインからの夜行列車を乗り継いで、かなり疲れ気味の私は、まだ目の覚めやらぬままに雑踏のミラノ駅ホームを歩く。巨大ドーム下に並ぶのホームの中に、まるでヒロインのように、赤と緑のスカートを履いたETR300形式、セッテベロ号が停車していた。初めて対面したその時、憧れの電車に私はただ呆然とたたずみ、それまでの疲れも一瞬に消え去ったことを覚えている。

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 やがて発車した車内では、さっそく前方展望室を満喫、そして、展望室後方の上部に設置された運転台を覗き込んだ。すると、「オーイ! 上がっておいでよ」と運転士が声を掛けてきた。そして私は、セッテベロ号運転台からの旅を楽しむこととなった。160k/h前後の速度でイタリアの平野を進むセッテベロの運転台は、我が新幹線の運転台と比べ、古典的な装置にも見受けられたが、並べられた計器類を見ると、イタリア国鉄の伝統と歴史の重さを深く感じさせるものがあった。
「ピーピーー!」ハギレよい汽笛と、長年の友だったみたいに陽気に話す運転士の会話に、名画「鉄道員」の世界に溶け込んでいるような、セッテベロの旅であった。

つづく

投稿者:にわあつし
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2008年09月14日

『篤姫』第37回「友情と決別」

 薩摩が勅使とともに江戸入りし、幕政改革を上奏しますが、当の老中たちはぶらかし戦術。しびれを切らした薩摩は襖の奥に刺客を忍ばせる脅迫外交にて、老中に幕政改革を承諾させます。これには天璋院様も怒り心頭。家定の命日にかこつけて寛永寺に寄った帰り、久光のもとを訪ね、「もう二度と会うことはなかろう」と実家と決別します。これってタイトルの「友情」というのは変ですね。友情というより「故郷」でしょうが。
 政治総裁職になった松平春獄と小松帯刀が面会している際に勝麟太郎登場。これが小松と勝との初対面となりますが、相変わらず北大路欣也さんの勝はいい味出していますね。史実とは年齢がかけ離れていますが、勝の老獪ぶりがおかしい。「力でなく心で人を動かすのです」--これって『三国志』の諸葛亮孔明のセリフにも出てきたような……。
 この事態に和宮が天璋院のもとを訪ねますが、和宮が「故郷を捨てることなど私にはできません。天璋院様も同じ」と答え、そのことに気づいた天璋院様は将軍にお願いして、小松帯刀との面会を申し出ます。ここで「私は徳川を守るが、あなたは故郷の薩摩を守ってほしい」と再会を約束。だから友情と決別というのはおかしいちゅーの。
 で、久光が本国薩摩へ帰る際に生麦事件が起こり、リチャードソンが斬られます。桐野先生のブログにもありましたが、この部分はもう少し丁寧に描いてほしかったですね。無理やり最後に押し込んだ気がします。
 そのため史跡紀行では生麦事件の場所を取り上げるでもなく、勝海舟の故郷である東京都墨田区を取り上げていました。そういえば生誕地の両国公園は行ったことあるのに碑を撮り忘れてしまいました。たしか吉良邸へ取材に行ったときに通ったのですが、海賊ブランコに目をとられ肝心の生誕地碑を撮り忘れていました。これって名古屋市中区大須の裏門前公園にもあるようですが、作者は同じ人なのでしょうか? スタンプはJR両国駅をUPしておきます。

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投稿者:管理人
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2008年09月16日

「トロッコ王国美深」へ行ってきました

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 先日、北海道旅行をしてきました。「トロッコ王国美深」とは1985年に廃線となった美幸線の廃線跡の一部約5㎞を利用し、エンジン付きのトロッコを観光用に運行しているものです。起点である旧仁宇布駅の敷地内には古い駅舎を模した受付があり、美幸線の資料展示などのある待合室も併設されています。トロッコは自動車普通免許さえ持っていれば誰でも運転できます。免許がない人にはスタッフの運転するトロッコに乗車することになります。わたしは免許がないのでスタッフの運転するトロッコに乗せてもらうことになりました。わたしの乗車したトロッコは「スカイライナー号」で、写真を見るとわかるように、ハイデッカーでワイドビューでパノラマカーです。視界を遮るものはまったくなく、鉄分の濃い方にはたまらない光景が眼前に広がります。

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 起点で簡単な説明を受けた後、トロッコは往復10㎞の小さな旅に出発します。時速は最高で30㎞/hくらいですが、実際にはそれ以上のスピードのような気がします。特に鉄橋の上ではかなりのスリル感を覚えます。また、沿線の白樺やその他の木々がトンネルのようになっている場所がいくつかあり、二階席に座っている場合は頭上に注意が必要です。美深方面へ5㎞走るとそこが終点で、向きを変えると起点へ向かって再出発となります。美幸線は単線ですので、次の客は前の客が戻って来るまで出発はできません。往復で約30~40分くらいかかりますので、時間に余裕のない人や待つ時間を楽しめないような人には向いていません。待っている間はぼけーっとして空を眺めているのもいいですし、起点の周辺を散策するのもいいでしょう。羊の乳で作った珍しいソフトクリームを売っている店もすぐ近くにあります。さっぱりとして羊の臭みはない美味しいソフトクリームでした。
 大人でも十分に楽しめる場所ですが、交通の便が非常に悪い場所にありますので、なかなか訪れる機会がありません。JR美深駅から路線バス(所要時間30分)はありますが本数は少ないです。
 廃線となった場合、線路は剥がされてしまうものですが、この路線は美深町が買い取って保存をしていたそうです。訪れる人は少ないですが、こうやって今でも線路の上を列車(トロッコ)が走ることができるのは鉄道ファンにとってとても嬉しいものです。できることならもっと多くの人にこの存在を知ってもらい、いつまでも存続できることを祈りたいと思います。

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トロッコ王国美深公式HP
http://torokko.co.uk/index.php

投稿者:渡邊恵美子
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2008年09月18日

「トロッコ王国美深」-渡邊さんの初投稿に寄せて

 「トロッコ王国美深」についての渡邊さんのレポートに感動しました。
 スケルトンのダブルデッカーに乗り、心地よいスピード感に浸りながら自然の息吹を肌で感じ、一段高い視点から遮るもののない沿線のパノラマを堪能できる仕組みが、この日本にあったとは---。

 とたんに興味がふつふつと湧き、改めてこの成り立ちを探ってみました。

 1985年に廃線になり、放置された線路を何とか活用しようと、なんと13年後の1988年に住民有志がNPOを立ち上げて知恵を絞って実現したとありました。これを知っただけでも、練りに練った地元の熱意が伝わってくるではありませんか。
 密室の中で、ただスピードだけを求める新幹線の旅を揶揄し、現代人が求める、これこそもう一つの「第三の鉄道の旅」といえるでしょう。
 廃線利用でなくても、わざわざ線路を敷いても、この仕組みは「心を癒す旅」のターゲットになり、これすなわち、省エネ時代の観光の新たな目玉になるのではないか---なんて感慨にふけっています。

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 私もこの夏、アメリカノースカロライナ州でNPOによる、廃線利用のSL、往復20kmに乗ってきました。
 無蓋車、カブース(乗務員専用車両)、窓枠・屋根つき車、普通客車など面白い編成でした。
 いずれ新たに投稿しますが、国は変わってても同じNPOによる、その写真の一端を送ります。

 ああ、紅葉のころはどんなだろうか、乗ってみたい! 「北の大地」にふさわしい、「目からウロコが落ちる」レポートをありがとう。

投稿者:森田芳夫
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2008年09月20日

富良野の夏の思い出

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今年、8月1日の中富良野町ファーム富田のひととき。
あまりにもきれいな、絵のような風景で、毎年訪問しています。ほんとに明るい気持になります。ラベンダーを中心に、白色のカスミソウや赤色のポピーなどを植えて一斉に色の帯ができるように、播種時期を変えて、この花の時期を揃えていらっしゃいます。
ご主人の富田さんの方針で「花を見にいらっした方から、入場料をいただかない」そうですが、ファームの園内ではポプリ、ドライフラワー、ラベンダーアイスなどが、大人気、売上もかなりなものです。
各地で高額な入場料を徴収する「観光施設」でも、この富田さんの思いを学ぶと、経営方針も来訪者側に変わると思います。


投稿者:伊藤建介
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2008年09月21日

『篤姫』第38回「姑の心嫁の心」

 『篤姫』は観たけど、23時からの『サラリーマンNEO』の第3回『厚姫』を見逃してしまいました(笑)。大河のパロディですが、音楽はそのまま流用しています。パロディやるとはNHKも変わりましたね。
 くだらない前置きはおき、今回のタイトルは明らかに大奥ホームドラマ狙い。生麦事件で薩摩藩がイギリス人リチャードソンを殺傷したことで、薩摩が攘夷をしたと誤解を招き、小松帯刀も天璋院様に「決して攘夷ではない」との手紙を書いています。しかし、尊攘派を勢いづかせたことはたしかで、岩倉具視も失脚。このあたりの時代背景は桐野先生の『膏肓記』が詳しいです。
 結局、天璋院様が上洛するといったために、将軍家茂が上洛を決意することになり、嫁の和宮から恨まれることになってしまうようです。
 勝麟太郎(海舟)と土佐脱藩の坂本龍馬の初対面もありました。龍馬は勝をこと次第では斬ろうとしますが、逆に諭されて弟子になってしまうシーン。北大路欣也さん演じる勝は見事です。しかし、家茂上洛に海路を勧め、天璋院様が「海軍をつくりたいのであろう」と問うと、あっさり認めてしまいます。勝ってもっとタヌキオヤジと思っていたんですがね。
 家茂上洛に際して和宮は増上寺のお守りを、天璋院様は仏様の入ったお守りを将軍に渡しますが、「ともに無事を祈ろう」という天璋院に対して拒否する和宮。たしかに嫁と姑では立場が違います。うーんホームドラマですな。

 史跡紀行では京都市左京区の岩倉具視隠棲の地である旧岩倉村を紹介。岩倉具視幽棲旧宅や岩倉川、権土池などが登場しました。最寄の叡山電鉄岩倉駅は鞍馬へ行った際に素通りしたのみ。ここは無人駅でスタンプはないのです。岩倉具視幽棲旧宅にスタンプがあるかもしれませんが、いずれにせよ未訪の地ですので、今回は写真&スタンプはありません。あしからず。


投稿者:管理人
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2008年09月23日

アーカイブズ心の旅3

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「ミストラル」
 フランス国鉄が世界に誇った豪華列車。列車名の由来は「南仏・プロヴァンス地方に吹く風」。パリ~ニース間1088㎞を9時間10分、平均120k/hで走った。

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 オール一等の車内は、オープンとコンパートメントの座席車を始め、フルコースディナーを提供する食堂車、ブティックの付いたバー、それに理髪室などが設けられ、それらのすべてがとても上品に仕上げられていた。
 私もこのミストラル号に3度乗車する機会があった。まるでヒッピーのような格好での鉄道一人旅。リッチな紳士淑女ばかりの列車内に少し緊張はしたが、列車内に流れる軽音楽に癒されながら、紺碧の地中海を眺め過ごした最高の列車旅であった。そして2度目は、新幹線の運転士仲間と鉄道旅の途中、ニースからカンヌまでの30㎞の区間、旅メンバー16人中の私含め6人、ミストラル号の運転士の好意により、牽引するCC6500形機関車の運転台での旅を楽しんだ思い出がある。
 このとき私が他の旅メンバーに連絡せずに、また、全員のチケットも所持したままで運転台に乗車したため、車内のメンバーは車内検札の時に車掌に説明できず、下車後に旅メンバーから大変なお叱りを貰ってしまった。

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 現在はミストラル号に変わり、TGVが主役路線だが、ニースを訪れるたびに思い浮かぶ、私の旅の記憶である。

つづく

投稿者:にわあつし
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2008年09月25日

気候変動。カヤの平・野沢温泉村の秋のはじまり

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朝晩涼しくなると寂しいものです。
9月7日にヤマウルシが赤くなり始めました。野沢温泉村の上の平。標高1450m付近の上信国境の毛無山、カヤの平稜線、奥志賀林道ですが、いつもより2週間早くて、かなり心配です。
ふもとの千曲川流域の善光寺平では猛暑でリンゴが日焼けで一部出荷できず、の状態でした。須坂市では、ブドウ酒の産地になりはじめています。

不安とは別に、このウルシの紅葉を見つけて、素直にワクワクしました。


投稿者:伊藤建介
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2008年09月27日

旭山動物園の「オオカミの森」が人気

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この25年来、旭山動物園へ年に3-4回ほど伺っています。「動物園は生態系を見せる場」という小菅正夫園長さんの姿勢に共感しているからです。
今年は北海道の原自然を復元した「オオカミの森」が出来ました。カナダの動物園から2頭と秋田の動物園から1頭の3頭がいます。小高い岩の上での夕方の遠吼えを期待して、かなり観客を集め、ここも人気です。
オオカミの餌・ユキウサギの視点から眺める「ヘアーズアイ」(写真の上の白い部分)から見る私に、オオカミの鋭い顔が迫り、ユキウサギの恐怖と哀れを感じます。また隣接の施設には、これも餌であった「エゾシカ」を飼育展示しています。
旭山動物園では動物の個体を見るだけではなく「生態、特性」などがわかる展示なので、園内の動物はそれぞれがよく動き、まるで笑っているようです。
また来月、旭山動物園に伺います。写真に3頭写っていますが、わかりますかー?


投稿者:伊藤建介
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2008年09月28日

『篤姫』第39回「薩摩燃ゆ」

 今回のドラマは話の流れがはずいぶん遅うございますな。江戸開城後はあっさり一回もかけずに終わってしまいそうです。いつものことではありますが。
 いよいよ将軍上洛とともに攘夷の約束をさせられますね。先に一橋慶喜が攘夷を約してしまい、「約束したけど果たせなかったといえばよい」なんて言っていますし、まだ若干17歳の将軍様には、いくら何でも荷が重すぎますな。結局、心労で倒れていますし。このキーワードは攘夷がムリとわかっていながら、公家衆がどう攘夷を決行させたか。ズバリ「征夷大将軍」ときましたね。「夷狄を征つのが役目」文字の通りです。しかし、この征夷大将軍というのは、明らかに平安期や鎌倉期などに比すると意味合いが違うのですが、攘夷の理由付けにはなりますね。『三国志』もそうですが、将軍号というのはたくさんあって、それぞれの意味なんて調べていたら大変なことになります。
 今回も嫁と姑での将軍を思う立場が描かれていました。天璋院様は相談役に麟太郎を派遣し、和宮様は兄の孝明天皇に書を出して江戸に戻してもらいます。天璋院様が礼をいうと、「あなたのためにやったのではなく、自分のためにやったのです」とピシャリ。同じく姑の立場になるまでは仲はよくないのでしょう。
 一方の薩摩の薩英戦争は暴風雨のなかで開戦した雰囲気が出ていました。市街を焼くなど物的被害の大きかった薩摩ですが、人的被害死傷者8名と意外に少なく、イギリス側のほうが死傷者63名と甚大だったようです。薩摩が負けた意味合いで描かれていましたが、もう少しイギリス側の被害のほうも描いてほしかったですね。

 史跡紀行では鹿児島市の薩英戦争の舞台となった祗園之洲砲台跡と南洲公園を紹介していました。ここは昨年10月に取材で訪れた地です。祗園之洲砲台跡は石橋記念公園に隣接したところにあり、薩英戦争の記念碑も立っています。石橋記念公園のスタンプは以前UPしましたので、今回は南洲公園にある西郷南洲顕彰館のスタンプをUPします。

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遅くなりましたがコチラも参考に!

投稿者:管理人
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2008年09月29日

当会最長老稲葉さんが雑誌表紙に登場

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 今発売中の『旅行読売・別冊・バリアフリーの温泉旅』(定価880円)の表紙に、会員で最長老・83歳の稲葉修三郎さんが登場しています。
 全国の旅館の中から選んだ58軒バリアフリーの宿がガイドされていますが、目次に続く巻頭4ページには、伊豆長岡温泉のホテルWを舞台に、二人の美女とともに稲葉さんが高齢者や身障者が宿を利用する様子が活写されています。さらに修善寺までガイドするお達者な姿が組写真で展開されています。
 中でも「入浴支援リフトの貸切風呂」の入浴風景は、モデルとなった稲葉さんを通して、その仕組みがよく分かります。

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 80歳を越しているとは決して見えない稲葉さんに接するとき、そして旺盛な執筆活動を拝見するたびに、私はいつも励まされますが、今回雑誌へ颯爽と出演するお姿を見て、もしそういうものがあれば「シニア・フォトジェニック賞」に推薦したいと思ったくらいです。
 
 ぜひ書店の店頭でご覧ください。

投稿者:森田芳夫
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