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『篤姫』第41回「薩長同盟」

 前回28.1%とさらに最高視聴率を更新した『篤姫』。競合番組もなく一人勝ちした印象です。それにしても今回はえらく歴史的な流れをすっ飛ばす脚本家ですなー。
 まあ、ドラマですから歴史に忠実でなくてもいいんですが、あまりにも早い展開に視聴者も何が何だか分からなくなっていたのではないでしょうか。
 ドラマ自体は家茂の母実成院を敢えて登場させなかったことで、天璋院様と家茂の義理の親子関係がうまく描かれているのはいいですがね。実成院は乱痴気騒ぎをしばしば起こしたそうですから、登場させてしまうと、フジテレビの大奥ドロドロシアターになってしまうのを嫌ったのでしょうか。
 でも、家茂が上洛するので第一次長州征伐に出征かと思えば、いきなり時代がとんで薩長同盟になってしまっている。第一次長州征伐では西郷隆盛が重要な役割だったのですが、これがすっ飛ばされ、兵庫開港で幕府と薩摩藩がもめたことや、一橋慶喜の一会桑体制のあたりを描いていないので、なぜ薩摩が長州と手を結ぶようになったか、よくわからないままになっています。これでは天璋院様もキツネにつままれたような感じになってしまうのではないでしょうか。
 坂本龍馬の妻お龍(市川実日子)も登場しましたが、肝心の寺田屋事変の注進はあまり色っぽくありませんでしたね。何が何だかわからないまま場面は変わってしまうし、脚本家としてはこのあとの龍馬の新婚旅行を描きたいのでしょうか。本日はそんな感じで時代がすっ飛ばされたため消化不良の回でした。

 史跡紀行では薩長同盟の地である二本松薩摩屋敷跡や京都市上京区の小松帯刀寓居跡参考地の石碑を紹介しました。これは歴史作家桐野先生の推論も参考に今年7月に建立された碑だそうです。いやー先生の功績はすごいですね。おかげで京都も新しいスポットがひとつ増えたのではないでしょうか。残念ながら僕は未訪ですので、今回は写真・スタンプなしです。

投稿者:管理人
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2008年10月12日 01:25に投稿されたエントリーのページです。

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