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『篤姫』第47回「大奥の使者」

 いよいよ江戸城無血開城に向けての奔走が始まります。しかし、史実よりもドラマを中心にしたつくりで、実成院の痴乱騒ぎ役が本寿院にあてられています。和宮の嘆願書は藤子が、天璋院の嘆願書は唐橋が届けにいきますが効果なし。近衛邸で幾島再登場。西郷に面会できない小松に天璋院の嘆願書を渡し、江戸城で天璋院と再会します。雷の演出はちと余計でしたが。
 天璋院が西郷に文を書き、幾島がそれを西郷のもとへ届けます。西郷はその文を読んで涙しますが、「徳川を倒さぬ限り、この世は変わりもさん」と江戸総攻撃の決心は変わりません。それを聞いた天璋院は「西郷は少しも変わっておらぬ」と言って、勝安房守(海舟)を呼んで、いよいよ勝と西郷の会見へと進むわけです。
 しかし、他の重要な事件は端折るのに、このやりとりだけで1回分を使ってしまうとは。明治維新になって亀之助を養育するところなんかはあっさりとスルーされそうですね。西郷だけがあえて悪者になって、それを小松と天璋院が阻止する内容になっています。
 桐野先生の『膏肓記』では、この背景での小松や西郷の動きが詳しく書かれていますので、ぜひ参考に。

 史跡紀行では埼玉県川口市の赤山陣屋跡と錫丈寺の滝山の墓、鹿児島市の幾島の招魂墓が紹介されました。ドラマとは関連が薄い舞台ですが、ここで滝山と幾島の史跡を取り上げたかったのでしょう。鹿児島のほうはさすがに未訪ですが、川口市の錫丈寺は昨年11月に訪れました。当社編集制作の大河ドラマ本では掲載できませんでしたが、清水昇・川口素生両先生の共著『大奥』(新紀元社)にはその写真が載っています。今回はJR川口駅のスタンプと錫丈寺および滝山の墓をUPします。

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 残りあと3回となりましたが、四條たか子先生著の『天璋院篤姫と幕末を旅する』(一水社)を購入していない方は、ぜひこちらからご覧になって購入してくださいまし。

投稿者:管理人
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2008年11月23日 21:17に投稿されたエントリーのページです。

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