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北海道の動物たち(第1回キタキツネ)

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 イヌ目イヌ科キツネ属アカギツネの亜種。アイヌ語ではチロンヌップ(どこにでもいるもの)と呼ばれる。それくらいどこでも見かけられる北海道の動物の代表。その愛らしい姿が多くのキャラクターグッズとなり、ぬいぐるみなどは土産物の定番でもある。

 夏になると、春先に生まれた仔ギツネたちが母親に連れられて人間の前に姿を現わすことが多くなる。本来は人間との距離を適当に取りながら共生していくものだが、観光地では観光客らに餌をねだる通称“観光ギツネ”が増え、人間の食べ残しを漁る個体も多い。
 私が積丹半島神威岬の駐車場で見かけた母子ギツネは観光客からスナック菓子をもらって食べていた。近づいて写真を撮ろうとしても逃げず、1メートルの近さまで近づいても平気で食べ続けていた。警戒心を失ったキタキツネたちは人間の与えた餌によって寿命を縮めたり、車に轢かれて死んでしまうという悲劇に見舞われる。

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 人間の無知や身勝手が野生の生態系を崩し、キタキツネに限らず他の野生動物たちの生息環境を悪化させてしまっているのだ。またキタキツネはエキノコックスという寄生虫によって引き起こされる感染症を媒介する。だから決して彼らには近づかずに適度な距離を持って見守ってやりたいと思う。

第2回エゾジカ(7月28日)につづく

投稿者:渡邊恵美子
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コメント (1)

森田芳夫:

キタキツネに触れられる牧場がある、それはなぜ?

 キタキツネを介して人間がエキノコックス(サナダムシの一種)を受けてしまい、十数年のちに思わぬ肝臓病に罹ることはよく知られている。だから「絶対に触らないこと」は常識であり、10年前のこと、大雪国道でバスの車窓からキタキツネが見えるた時、バスガイドはエヒノコックスについて説明をし、警告をしていた。
 このことは北海道を案内するガイドブックには伝統的に必ず書かれていることでもある。

 しかし北見市留辺蘂には「キタキツネ牧場」なるものがあリ、そのホームページには仔狐を抱いている人間の写真が堂々掲載されている。この牧場の存在は何なのか、ぜひ渡辺さんに調べていただき、再度報告していたきたいと思う次第である。

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2009年07月21日 00:30に投稿されたエントリーのページです。

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