陣馬~高尾山縦走2

NO IMAGE

jinbarute.jpg
さてさて、陣場山を後にしてからは緩やかに尾根を下っていきます。休日でも午後2時過ぎでは人影もまばらです。登山者に混じってマラソンマンの格好をした人たちがジョギングしています。このルートはアスリートたちの練習所と化しています。野山を駆け抜けるのは爽快だと思うのですが尻に泥の付いている人も居るのでたまにスリップするのでしょう。巻き添えを食わないよう注意して歩きます。陣場山から明王峠、底沢峠を経て室所山へ立ち寄ります。巻き道があるので立ち寄る人は余り居ないようです。展望は余り良くない山でした。一服していると八王子城跡から来た人と出会いました。この先、底沢峠で別れて美女谷鉱泉に下りていくそうです。周辺はマイナールートもたくさんあるので飽きが来ないのが良いですね。
houba.jpg bigflower.jpg tsubomi.jpg
室所山から景信山へは鬱蒼とした針葉樹から抜け出て、鳥の道コースと呼ばれる広葉樹が広がる明るい道になります。カッコウや鶯に混じって聞きなれない鳴き声もたくさん耳にします。鳥の鳴き声を聞きつつ歩いていると時折すばらしく良い香りがしてきます。目、耳、鼻に素敵な刺激を浴びながら2時間ほどで景信山へ着きました。景信山は727M、陣馬~高尾間の中間地点です。すでに15時ですが日が長いせいか案外人が残っています。一服していると又すばらしい香りが漂ってきます。辺りを見回し源を探ると、頭上には大きな葉が特徴の朴の木(写真左)が有りました。よく見ると大きな花(写真中央)が咲いています。直径20センチはあります。朴の木の花、初めて見ました!! まるでジャスミンのような香りを出しています。そういえば何処となく葉の形も似ていますね。つぼみ(写真右)もたくさんあるので、この時期一服するなら朴の木下がオススメです!
すばらしい景色と香りを楽しんで体力を充電しました。まだまだ中間地点、後半の小仏峠、城山、高尾山へと向かいます。28日につづく。
投稿者:よっちゃん
人気blogランキングへ