雲海の旅① - 台北から冨士山静岡空港へ -  by 荒木 啓幸

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 マンションの4階にも住めない高所恐怖症の私が空の旅の楽しさをご案内することになりました。

 その私が高度1万メートルの世界に魅了されたのは雲海を見てからです。人は天気の良い日を絶好の飛行日和と言いますが、私には厚い雲に覆われた日が絶好の飛行日和です。まずは、台北から富士山静岡空港に向かう機内から見た雲海。

 

 よく南方(古い言い方ですね)から日本に向かうとき左手に富士山が見えると、あ~日本に帰ったなと感慨を深くしたものですが、富士山静岡空港を利用するとこの気分は味わえません。なぜなら空港は富士山の手前なので名前のように富士山は見えません。

 

 最近の飛行機の特徴にウィングレットがあります。翼の端がひょいと跳ね上がったあの部分です。航空会社によってロゴが入りますがアラブ首長国連邦のエティハド航空は王家の紋章が重厚さを醸し出します。

 

 アブダビから成田に向かう機内で。機内にも特徴がありますが、それは後日。

( 2012年6月1日 寄稿 )