空の旅(MS/AR)

赤ちゃんパンダの死を悼む  by 荒木 啓幸

 

 7月5日、上野動物園でパンダのシンシンに赤ちゃんが誕生し、暗いニュースが続くなか久しぶりに明るい雰囲気に包まれました。今年は日中国交正常化40周年を迎え絶好の明るいニュースでした。それから一週間も経たない7月11日午前8時、残念なことに赤ちゃんパンダが死亡しているのが見つかりました。まだ、名前もつけられず短い生涯でした。夏休みを目の前にした子供たちは、さぞがっかりしたことでしょう。心から冥福をお祈りします。

 この悲しい知らせを聞いた翌日、中国の廈門(アモイ)に旅立ちましたが、その帰り、この悲しみを癒してくれる出来事に恵まれました。

 それは廈門~成田のANA936便に同社で1機しかないフライパンダがアサインされたのです。マニア風にいうと、B767-300ER型、登録番号JA606A、子会社のエアージャパン所有の機材です。

 

ANAフライパンダ

 ところでアモイというのは正しくは地名ではありません。地名は廈門(XIAMEN)、シャーメンと発音します。アヘン戦争で有名になったこの島に、一番多いときで13カ国がその権益を争っていました。島に上陸したオランダ人の赤い髪を見て、島の人たちがアモイ(紅毛人)と言ったそうです。

 

 そこで中国ネタをもう一つ。北海道のおみやげとして人気の「白い恋人」に似せたパロディー商品「面白い恋人」が大阪で販売され問題となりました。模倣天国中国がこれを見逃すはずがありません。廈門空港の売店で売られていたのは「黒色恋人」(黒い恋人)、ちなみに中身はイチゴと甘栗をチョコレートでコーティングしたものが20粒、70元(日本円で約1,000円)でした。

黒色恋人

 お味は? う~~ん!

 

( 2012年7月29日 寄稿 )