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九州 柳川への旅 ~旅の先にある暮らし~
by 野﨑 光生

  • 2019.04.04

川下りと鰻を求めて 福岡県柳川市へと旅をした。 情緒ある川下りの情景と、鰻のせいろ蒸しの写真が知人から送られ、旅心に火が点いたのだ。 川下りの舟頭さん、鰻屋の大将や魚屋の女将さん、そして観光案内所の方など、この旅でしか出会えない人たちに迎えられ、心もおなかもいっぱいになる楽しい旅となった。 「どんこ舟」は、お堀をゆられながら巡る せいろ蒸しの鰻はアツアツで濃厚な味わい   いざ、柳川へ 旅は10月中旬、澄み渡る秋空のもと福岡から始まる。西鉄福岡(天神)駅から西鉄天神大牟田線に乗るのだが、ターミナル駅なので到着した列車が折り返して柳川駅へと向かう。 ホームに整列して待っていた人たちが列 […]

第36回全国都市緑化信州フェア
by 荒木啓幸

  • 2019.03.01

信州花フェスタ2019 ~北アルプスの贈りもの~ 信州から春の訪れを告げる花便りが届くころ、「信州花フェスタ2019」(4月25日~6月16日)が始まります。 正式には、「第36回全国都市緑化信州フェア」といい、「全国都市緑化フェア」は、緑がもたらす快適で豊かな暮らしがある街づくりを進めるため、1983年から全国各地で開催されている花と緑の祭典です。 長野県での開催は、今回が初めてです。 「信州花フェスタ2019」では「北アルプスの麓から広がる 花と緑に包まれた しあわせ暮らし」をテーマに、「山麓」「里」「まちなか」を様々なイベントとともに、メイン会場となる松本平広域公園(信州スカイパーク)を […]

忘れてはならない戦後の名曲
「とんがり帽子(鐘の鳴る丘)」と「リンゴの唄」

  • 2019.01.06

NHKラジオ第一放送ラジオドラマ   菊地正浩   太平洋戦争終盤、全国の主要都市にはB29の空襲による犠牲者が多く出た。広島・長崎の原爆投下や東京大空襲、沖縄本島での地上戦等が代表的な戦災であろう。1945年(昭和20年)3月10日の東京大空襲で本所・両国を中心とする下町一帯が焦土と化し、10万人の犠牲者が出た。確認出来た生存者は約1千人ほどであった。 この件については、「明日も平和であるためにを推進する会」で語り継ぎをしている。また、拙書「地図で読む 東京大空襲」(草思社)で詳述し、雑誌、機関誌などへの投稿、各地での講演会等で語り継いでいる。 今回は、戦後74年を迎える […]

新年のご挨拶

  • 2019.01.01

新年のご挨拶 謹 賀 新 年 旅ジャーナリスト会議 会長 荒木啓幸   新年あけましておめでとうございます。 当サイトの読者の皆様、旅ジャーナリスト会議会員の皆様には平成最後の正月をどのようにお迎えでしょうか。 昨年は度重なる自然災害に見舞われ多くの方が愛する人を失い、家を失い、悲しい思いで過ごしてきました。東日本大震災の傷跡も完全に癒されたとは言えません。そのような中、一歩ずつ前に進もうとする人々に微力ながらお手伝いができればと思っております。   平成から新しい年号に移るという歴史的瞬間を経験するわけですが、単に年号が変わるというだけでなく新しい時代を迎えるという気持ち […]

関東大震災の証拠が残る諸磯(もろいそ)隆起海岸
by 菊地 正浩

  • 2018.11.25

神奈川県三浦市三崎町諸磯は、1928年(昭和3年)9月1日、国指定天然記念物に指定された。穿孔(せんこう)貝(がい)の生息跡が昔の海岸線で、大地震の度に隆起してきたことが判る。 現在の波打ち際、一番下が1923年(大正12年)9月1日関東大震災で隆起した層。 二番目が1703年(元禄16年)12月31日(旧暦11月23日)、房総半島南方沖震源の元禄大地震。 三番目が818年(弘仁9年)の弘仁大地震。 最古のものは416年(允恭天皇5年)に発生した遠飛鳥宮付近で起きた地震によるものと地震学会が発表している。   諸磯隆起海岸   三浦半島の地層は三浦層、相模層、葉山層であるが […]

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