リヒテンシュタイン寸描 & 展覧会のご案内 by 森田 芳夫
- 2012.09.23
10月3日(水)から東京・六本木の国立新美術館で「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝展」(主催・朝日新聞社ほか)が開かれる。 欧州の小国とは言え、元首であるリヒテンシュタイン侯爵家が500年以上にわたり代々収集してきた美術品は3万点におよび、個人の収集としては英国王室に次ぐ規模と内容を誇る。その中から珠玉の約130点がはるばる日本へ運ばれて展示されるという。中には世界屈指のルーベンス・コレクションや天井画をはめて再現したバロック・サロン(部屋)も含まれる。 「リヒテンシュタインってどこ?」…。なにかの話のついでに私が日本リヒテンシュタイン協会の会員であることを告げ […]