観光による地域振興(NZ)

第2回 旅のデパート  by 荒木 啓幸

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去る3月8~9日、横浜駅東口そごう横浜店で「旅のデパート」が開催されました。これは、旅のデパート2014 実行委員会が主催し第2回目を数えます。

この種のイベントは毎年9月に日本旅行業協会(JATA)が主催する「旅博」、11月に全国旅行業協会(ANTA)が主催する「旅フェア」が有名です。どちらも有料ですが毎年数万人の方が入場されます。

と言っても来場者のお目当ては豪華賞品が当たるゲームに参加することで出展者の思惑とは違うようです。

今回の旅デパートの出展者は旅行会社等13社、クルーズ会社5社、観光局・観光団体7地域、交通関係等6社、物販7社、それに近畿日本ツーリスト・ロングステイ財団、マレーシア政府観光局などからなる“マレーシアロングステイ”グループの39社・団体と小ぶりではありますが内容は充実しています。

何より前述のイベントに比べると“ショー”的な感覚はなく、出展者は真剣にPRに努め、来場者は熱心に説明に聞き入りその土地への思いを馳せています。

 

 

 

 

とかくこのようなイベントは首都圏を中心に東名阪のような大都市で開かれることが多く地方の方には情報を得るチャンスが少ないのが現状です。私が赴任していた仙台市では、あの七夕祭りで有名な商店街に観光関係者を呼びPRイベントを開催したり、東欧を中心とした政府観光局が説明会を行ったりしたことがあります。普段接することがない地域のPRに大勢の方が足を運びました。

予算の問題や会場の設営、当日の運営など簡単なことではありませんが地方の潜在顧客を掘り出す機会としてこのようなイベントが各地で行われことを期待します。

人手が不足のようであれば旅ジャーナリスト会議のメンバーがお手伝いできるのではないでしょうか。ちなみに私は会場設営のために先乗りし、美味しい夕食と地酒がいただければどこへでもボランティアで馳せ参じます。

 

( 2014年3月27日寄稿 )