地歴と旅(KK)

 

10月6日(日)~7日(月)福島県会津若松市の県立博物館で、大名庭園民間交流協議会主催の『第8回大名庭園サミット』が開催され、NPO法人小石川後楽園庭園保存会の方々と共に参加しました。参加団体は、金沢城・兼六園研究会、岡山藩郡代・津田永忠顕彰会、偕楽園公園を愛する市民の会、NPO法人小石川後楽園庭園保存会、栗林公園ボランティアガイドクラブ、彦根ボランティアガイド協会、広島県縮景園友の会、福井・養浩館庭園を愛する会、NPO法人会津鶴ヶ城を守る会の9団体でした。

県立博物館で受付を済ませた後に、地元のボランティアガイドの案内で鶴ヶ城を見学しました。天守閣は戦後の復元で、5層の天守閣内部は歴史資料が展示されていました。

 

5層の威容を誇る鶴ヶ城


 

鶴ヶ城三の丸に新たに立てられた新島八重の像

 

 

昼食は鶴ヶ城近くの日本蕎麦屋でざるそばを賞味。午後2時からは、県立博物館で公開シンポジュームに参加しました。今回のテーマは、『歴史資産としての大名庭園の継承』で、講演では、会津歴史考房を主宰する野口信一氏が『八重の桜と鶴ヶ城』の演題で話されました。講演後は、テーマに沿って、会津・御薬園、水戸・偕楽園、岡山・後楽園が事例発表をしました。

 

野口 信一氏の講演

 

 

バスで御薬園に移動し、ボランティアガイドの案内でしばし園内を散策しました。そ後東山温泉へ移動し『御宿 東鳳』で交流懇親会が催されました。開宴が終るとすぐに『ふくしま八重隊』9名による演武が披露されて、NHK大河ドラマの『八重の桜』の主人公の新島八重の一生を15分で演じました。私のテーブルは、小石川後楽園庭園保存会の4名と次回開催の福井からの参加者4名でした。

 

夕暮れの御薬園。中央がお茶室

 

舞台で演武する『ふくしま八重隊』

 

 

翌日は宿に近い会津藩主松平家墓所(院内御廟)を墓参。墓域の一番奥にある松平容保の墓にも参拝しました。続いて、会津武家屋敷見学し、飯盛山の白虎隊自刃隊士の墓と隊士自刃の地を訪れました。更にバスを乗り換え変えて、初代の藩主保科正之の墓に向かいました。昼食は車中で弁当を頂きました。保科正之の墓参後、猪苗代湖の野口英雄記念館を見学し、館長から生家の説明をしていただきました。

 

若松城へ向かい立つ白虎隊の石像

 

当時の囲炉裏を残す野口英世の生家

 

 

3.11の震災後、福島県を訪れる観光客が大幅に減っていたとのことでしたが、今年は、NHK大河ドラマの『八重の桜』の影響で、かなりの観光客が会津若松を訪れていました。

例年の3倍の来県者があるとのことで、TVの影響は大したものだと感じました。新島八重の生誕の地を訪れてみて、会津戦争で賊軍とされた会津人の汚名は、ここに至って払拭されたのではないかと感じた旅でした。

 
 

( 2013年11月8日寄稿 )

 

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