海外ほっつき歩き(KG)

首都ファドゥーツから仰ぐ侯爵家の館・ファドゥーツ城

 

 10月3日(水)から東京・六本木の国立新美術館で「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝展」(主催・朝日新聞社ほか)が開かれる。
 
 欧州の小国とは言え、元首であるリヒテンシュタイン侯爵家が500年以上にわたり代々収集してきた美術品は3万点におよび、個人の収集としては英国王室に次ぐ規模と内容を誇る。その中から珠玉の約130点がはるばる日本へ運ばれて展示されるという。中には世界屈指のルーベンス・コレクションや天井画をはめて再現したバロック・サロン(部屋)も含まれる。

彫刻があちこちに立つファドーツのメインストリート

 「リヒテンシュタインってどこ?」…。なにかの話のついでに私が日本リヒテンシュタイン協会の会員であることを告げると、ほとんどの人がこう訊ねてくる。「その国境はスイスとオーストリアに接している」と言っても、なかなかイメージが浮かばない向きには「国境のすぐ南隣りにはハイジのふるさとマイエンフェルトがある、あとは地図を見てほしい」と言うことにしている。

路上に焼き込まれた切手のデザイン。美しい切手で有名なお国柄の表現

 人口3万5千人、世界でもトップクラスのGDPを誇る豊かな国は、ライン川上流の右岸にあり、その地形は川岸に広がる平原、展望のいい傾斜地、緑の牧場、峻険なアルプス連峰と変化に富んでいる。

絵本さながらの中腹の村、トリーゼンベルク

 

トリーゼンベルクから見たライン川。対岸はスイス

 

 今年の6月末、私は同国で開かれた両国の会員によるカクテル・パーティーへ6年ぶりに出席した。かつて日本側で企画した「青少年招待計画」で来日し、我が家へ泊ったことがある女性Kさんや、6年前にヨーロッパ最高地点にある村、スイスのユーフ(2126m)へドライブで案内してくださったA氏など、懐かしい方々に会場でお会いできた。当日はベルンの日本大使館から2時間半をかけて一等書記官が参加、笑顔で記念撮影に加わった。

 展覧会に際し、わが国の皇室と交流があるリヒテンシュタイン侯家からアーロイス侯太子の来日が予定されている。

 

 

「 リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝展 」

↑ 文字の上をクリックしていただきますと、展覧会の詳しいご案内をご覧になれます

 開催日 東京 2012年10月3日(水)~12月23日(日) 国立新美術館(火曜日休館)
     高知 2013年1月5日(土)~3月7日(木) 高知県立美術館
     京都 2013年3月19日(火)~6月9日(日) 京都市美術館   

 問い合わせ 03‐5777‐8600

( 2012年9月23日寄稿 )

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