『篤姫』第35回「疑惑の懐剣」

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 久々に元気な本寿院様が出てきましたね。さらに家茂生母の実成院が出てくれば大奥も賑やかになりましょうに。今回の話題は和宮がお渡りの際に懐に光るものを所持し、懐剣ではないかと疑惑が持ち上がります。そこで天璋院様実力行使で無理やり和宮の懐を探ろうとしますが、線の細い宮崎あおいさんでは力負けしているような感じです。で、飛び出したのは鏡でした。なんとも拍子抜け。前の婚約者有栖川宮との思い出の品と思っていたんですがね。
 家茂は寝所で和宮に「攘夷実行は叶わない」と和宮に説き、妻として幸せにしたいと告白。これで将軍と御台の距離は急に短くなります。そういえば前将軍家定と篤姫も似たような仲でしたね。
 一方、薩摩では忠教が久光と改名し、やっと馴染み深いものになりました。奄美大島から帰ってきた西郷が久光と謁見しますが、久光を「地ごろ(田舎育ち)」と問題発言をし、久光を怒らせます。あの素直な西郷の態度がえらく豹変しましたね。仲をとりもつ小松・大久保あたりは今後苦労が耐えません。あと天璋院の実家・今和泉家でも久光5男栄之進(忠欽)に家督を譲るように命じられます。しかし、実際は当主忠敬は隠居などしていないし、忠欽は家督継承語、今和泉家から離別してしまうんですね。さあいよいよ次回は久光上洛で全国の尊攘派志士を刺激させ、寺田屋事件を引き起こします。この部分は詳細に描いてもらえることを期待しましよう。
 史跡紀行では今回顔見せで登場した坂本龍馬(玉木宏)の故郷・高知市を紹介。龍馬生誕の地や和霊神社、桂浜の龍馬像など龍馬関連の史跡を紹介していました。高知は92年の取材以来再訪しておらず、高知駅のスタンプも見つかりませんので、今回は写真・スタンプ割愛します。再来年の大河ドラマは「龍馬伝」ですので、また行かねばならぬ土地なのですが。
投稿者:管理人
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