旅のごはん (^Q^)アーン いただきまーす

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三和のコシヒカリ「塩と海苔だけのおむすび」  ネイチャリングホテル『米本陣』にて by 菊地 正浩記

  • 2012.10.07

 新潟県上越市三和区(旧中頚城郡三和村)は、昭和30年(1955)10月1日に里(さと)五十(い)公(ぎ)野(の)村、上杉村、美(ひだ)守(もり)村が合併し、平和で明るい村であるようにとの願いで名づけられた。南東部に連なる丘陵地を除いた大半が平坦地で、高田平野の東部を占める純農村地である。        大小百数十の池・沼があり、山沿いには谷間をせき止めた人造池が多い。平野部には河川の氾濫で流路が変ってできた河跡沼が点在する。  ひと山越えた魚沼の「魚沼産コシヒカリ」が有名だが、元来の米どころは日本海側「高田平野のコシヒカリ」といわれる。中でも三和のコシヒカリには […]

冷たい肉そば そば処 『まるきや』  by 小川 金治

  • 2012.09.30

    鶏肉たっぷりの「冷たい肉そば」は大盛りが750円、並が650円     山形県はそば処で、郷土食に「冷たい肉そば」がある。寒河江市と天童市に隣接する河北町八地が発祥の地だが、僕が良く利用する店は、西川町の国道112号線沿いにある「まるきや」だ。国道112号線は山形市から寒河江市を通り、自動車専用道路「月山道路」で庄内地方の鶴岡市を結ぶ。実家のある秋田に帰省する時のコースで、昼時に看板を見て入ってからリピーターになった。       この店の営業時間は昼時の11時から15時だけで、夜の営業は行っていない。店の営業時間帯 […]

旅のごはん とんかつの店 『とん香』 (草津温泉)  by 小川 金治

  • 2012.08.31

   とんかつと云えば、東京が発祥の地で名店も多い。僕の好物の一つで、近所に長年通う馴染みの旨い店がある。  草津温泉に湯治に行った時、湯畑からの帰り道に見つけた店が 『とん香』 だ。  群馬県は養豚の盛んな所で、この店は群馬県産の厳選した豚肉の生肉を使っている。衣のパン粉も自家製で細かく、荒いパン粉と比べ油を余り吸わない。  トンカツの好みはロース派とヒレ派に分かれるが、僕は断然のロース派。薄い衣に包まれた分厚いローストンカツは6分割され、直、脂身の部分と赤み部分に、5分の2と5分の3の絶妙な割合でカットされている。自家製ソースをトンカツの2列目まで掛け、キャベツには醤油を掛ける。 […]

旅のごはん 宮城県気仙沼市大島【休暇村気仙沼大島】  by 多賀 泰彦

  • 2012.08.26

  新鮮な魚介の料理を味わい 翌日は大震災の被害と復興の状況をガイドしてくれる宿  ☆ ☆ ☆  気仙沼の沖合すぐに大島がある。この島にある「休暇村気仙沼大島」に、夏の一日泊ってみた。大島は、3.11の東日本大震災の地震と大津波の被害を受け、特に気仙沼湾岸からの火が大島の山火事を引き起こし、その様子を伝えるTV の画像は忘れられないものだった。  大島は人口約3200人で、大震災のため、全壊家屋が769軒、死者・不明者31名という大きな被害を受けていた。  訪れた国民休暇村は山腹にあり、大津波の被害はなかった。すでに観光客が訪れて宿泊しており、ひとりで泊まった筆者の夜のごはんは「和会席」プラン […]

旅のごはん 宮城県気仙沼市【あさひ鮨】  by 多賀 泰彦

  • 2012.08.12

今はプレハブの仮店舗で営業、やがて気仙沼の名店として復活を目指す  この夏、宮城県の気仙沼に出かけてみた。  ご存じ東日本大震災の被災地である。かつて、取材で度々訪れたところなので、その被害を心配していたところでもあった。気仙沼の市街地を歩いていると、プレハブ造りの復興商店街(紫市場)があり、その1階に「あさひ鮨」の暖簾が掛っていた。よく旅行ガイドブックなどで紹介されていた店である。  メニューもいろいろあり、「復興寿司スペシャル」(1500円)を味わってみた。このにぎり寿司には、気仙沼名物の「フカヒレ寿司」が一貫(一個)含まれている。そのフカヒレ寿司を懐かしく、美味しく頂いた。店の松田さんは […]