『風林火山』第25回「非情の掟」

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原稿締切やら雑用やらですっかり更新遅くなってしまいました;^_^)。
それにしても展開が急激にどす黒くなってきました。晴信の声変わりは正直気味悪いです。
由布姫に四郎が生まれたことで、勘助は諏訪家の名代を継がせようと画策し、頼重の遺児・寅王丸を出家させ、駿河の太原雪斎に預けさせます。史実では寅王丸は夭折したことになっていますが、勘助が毒殺など陰謀めいた筋書きにするのはNHKではためらわれたのでしょうか? それにしても幼い寅王丸が祖母にあたる大井夫人を別れるシーンは泣けますね。勘助の悪役ぶりがクローズアップされます。
一般の視聴者には嫌われるかもしれませんが、あの陰謀めいた勘助像は歓迎です。今川義元には「主への忠節を隠れ蓑にしている」と見透かされていますし……。
まあ、勘助が四郎に思い入れがあるのはいいですが、高遠城の勘助郭まで「四郎が郡代になったとき勘助が入る」などというのは強引すぎる気がします。『三国志』の阿斗を子守りする趙雲みたいですな。
太郎義信が飯富虎昌に稽古をつけてもらっている際に妖しげに見つめる勘助。やはり武田の家督は四郎に継がせたいと云い出します。これは原作の小説と同じ展開。そして勘助に操られているわけでもないのに、急激に人格が変わる晴信。またまたおもしろくなってきました。
史跡紀行では市町村合併で笛吹市となった旧石和町を紹介していました。ここは高坂昌信(春日源五郎)の生誕地。山梨岡神社が「山梨」の地名の語源とははじめて知りました。山梨県には県庁所在地でないのに山梨市があるし、他に甲斐市や甲州市・甲府市などあってややこしいんですよね。ちなみに中央本線の駅で石和温泉は未下車なので今回はスタンプがありません。WINS石和や温泉があるので一度は下車しなくてはいけないんですが……。
投稿者:管理人
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