鬼首温泉郷の地熱発電所を考える by 菊地 正浩記 地熱発電と温泉 2015.02.06 宮城県玉造郡鳴子町鬼首(おにこうべ)は、鳴子温泉の北域で秋田県境に近い。 那須火山帯の栗駒火山群鬼首火山に属し、その外輪山麓に展開する広大な段丘高原上に発達した環状盆地にある。これに沿って流れる荒雄川(江合川)が、ほぼ円形に近い流形で中央火口丘の荒雄岳を囲み自然が保存されている。 地名は坂上田村麻呂が陸奥蝦夷征伐の際、蝦夷首領大武丸を切った […] 続きを読む