『篤姫』第12回「さらば桜島」

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 鹿児島編最終回です。篤姫が輿入するため、別れの宴ということで島津4家や他の武家などと別れの宴を行います。しかし、実の父母に対しても言葉づかいや態度に関してビシビシいう幾島、たまりませんな~。嗚呼、篤姫とうとう泣いちゃったよ。このあたり実に人間臭さが出ていていいじゃないですか。
 これに対し、無様と怒る幾島に対して、斉彬は父母と直接面会させる配慮をとります。ウチの母なんか実家がすぐ近くでしたから、いつでも会える反面、僕の場合は休みに出かける楽しみもなかったわけですが、一生故郷に戻れないというのはそれはそれで時代の悲劇といえましょう。
 今回は今和泉島津家の総出演で兄の忠冬、忠敬まで登場。父の忠剛は今回病で斃れてしまうのですが、翌年には亡くなってしまいます。忠冬も安政6年(1859)に亡くなり、長生きできたのは忠敬(1892年没)だけなんですね。
 最後に篤姫は船で大坂へ向かう前に桜島の見える場所に立ち寄り、桜島に別れを告げ、「薩摩を思って泣くのは最後」と戒めます。宮尾登美子の小説では都井岬を経て、国東~下関~丸亀と海路を大坂に向かう設定になっていますが、実際はJR鹿児島本線~山陽本線のルートに近い陸路で向かったようです。しかし、次回はもう江戸。道中での話や京都での話はすっ飛ばしてしまうんですね。
 
 史跡紀行ではタイトルの通り鹿児島市の桜島を取り上げました。現在は鹿児島市に編入されましたが、桜島フェリーで渡る島の西半分は桜島町でした。桜島へは桜島桟橋から頻繁にフェリーが出ており、10分で対岸を結んでいます。この桜島フェリー実に短い船旅ですが、船内では立ち食いうどんも味わえます。なぜか船にのるとこういううどんが食したくなるものですね。フェリーのスタンプ第18桜島丸しかないようで、押せるかどうかは運不運もありそうです。対岸の桜島は温泉や恐竜公園、ビジターセンターなどがあって楽しめます。
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 そういえば先週月曜の『新ヤッターマン』の第10話は「タイガードラマーアツヒメだコロン!」で、時事ネタを話題にしていたようですね。桐野先生のブログのコメント欄で知ったのですが、全然気づかずに見過ごしてしまいました。
投稿者:管理人
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