江戸時代の接待料理 再現会食会

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「江戸時代のご接待料理再現会食会」に参加しました。
10月22日、長野県須坂市の田中本家博物館での秋の食の会です。 弘化4年(1847)秋の『諸客賄方控帳』どおりの内容。御殿様用です。
今回も料理関係の岸朝子さんと一緒。ほどよい紅葉の旧家の庭を 眺めながら18名での会食ですが、当時の料理とおもてなしを充分に味わいました。 14皿も出ました。
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大平、一の膳、二の膳、吸い物膳とあり、めずらしい納豆醤油がありました。納豆醤油は 写真に小さく写っていますが、なんと江戸時代の「金襴手猪口伊万里焼」入りです。
「鮮鰤刺身」や「塩引鮭刺身味醂掛」など、ブリ、シャケの昆布締めも出まして、カステラもいただいていたんですね。
当主の田中宏和さんによると、「当時、日本料理の頂点に達していた」 そうです。
食器はすべて当時のままの伊万里焼、輪島塗、京漆器などで、ピカピカで 出てきます。
チョー高価食器で、持つ手も緊張します。掛け軸も花器も当時のものが飾ってあり、雰囲気は上々。しかし18名の会食に男性は私だけ。
参加費は1万5千円。お味も食器も、お部屋も、もてなしも「おいしゅう ございました」
投稿者:伊藤建介
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