『風林火山』第8回「奇襲! 海ノ口」

NO IMAGE

いやーおもしろいですね『風林火山』。1月もずっと視聴率20%以上キープしていますし、やはり戦国ものは業績がいいですね。88年のNHK大河『武田信玄』は最高視聴率49.2%、平均39.2%という金字塔を打ち立てただけにその影響もあるのでしょうか。さて、今回の海ノ口城の攻防戦、勘助がなんと海ノ口城に入って、武田軍と戦う設定になっています。それにしても城壁に泥を塗って火攻めを防いだり、地中に水甕を埋めて水の波紋で、水の手を切る武田の戦法を見破るなど、兵法がところどころに出ていて見応えがあります。
海ノ口城で使われた城、どこかで見たなと思ったら、やはり長野県千曲市の荒砥城跡でした。館、兵舎、門、櫓などを当時の史料をもとに復元し、史跡公園として整備されています(入場料300円)。勘助が上っていた井楼櫓などはそのまま見学できますので、勘助ファンはぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。しなの鉄道戸倉駅から徒歩20分のところです。
話がそれましたが、冬の降雪を待って信虎が引き上げ、初陣だった晴信が殿をつとめることになります。晴信はわずか300の手勢で奇襲して平賀源心を討ち取り、城を陥落させます。平賀源心は剛胆七十人力といわれた猛将だったようで、ここは史実ですが、勘助ともあろう者が晴信の夜襲を見抜けなかったのでしょうか。最初の防戦が見事だっただけにかえって腑抜けた展開になってしまいました。それにしても平賀源心の娘の美瑠姫は、勘助にいきなり話しかけたり、落城後も自害しようとして止められ生き延びるところを見ると、このあとの伏線がありそうですね。さて、海ノ城を視察する晴信めがけて、平蔵が矢を放つところで次回に続きますが、次回「勘助討たれる」って、話が終わっちゃうじゃないの?
史跡紀行は海ノ口城を紹介していました。南牧村の中心となるJR小海線佐久海ノ口駅が最寄で、ここから徒歩20分。小海線で佐久海ノ口を過ぎ、千曲川を隔てた右手の山が海ノ口城です。ちなみに佐久海ノ口駅は標高1039mでJRでは7番目に高い駅。現在は無人駅です。管理人が最初に小海線に乗ったときはまだ駅員がいて、「DISCOVER≫→JAPAN」のスタンプもあったのですが。ただ、今回のエリアは未撮影なので、写真や現役スタンプなどがありません。これにて失礼します。
投稿者:管理人
人気blogランキングへ
※旅じゃBLOGでは会員からの投稿およびそれ以外の読者からのご意見・質問をお待ちしています。デジカメ写真の投稿も大歓迎です。(文字量は400~800Wが目安ですが基本的に自由です。たくさん書いていただいた場合は、複数日に分けることもできますので。おもしろ・びっくり写真などに簡単なネームだけでも全然OKです)。会員の方は直接書き込めるようにシステムを構築中ですが、なにぶんまだWEBコンテンツ技術が追いつきませんので、当分の間は管理人までメールで投稿お願いします。(宛先は必ず明記してください。迷惑行為防止のため、コメントとトラックバックをいったん保留後公開いたします)