富山村ギャラリー3

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まずは昨日のクイズの答えから。「子どもたちが大きくなって町に出ても困らないよう信号のルールを覚えてもらうため」です。ただし時差式でなく、歩行者ボタンを押すと信号が変わります。僕も村人でないくせについボタンを押してしまいました。
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村にはコンビニなんてありませんが、元祖コンビニの雑貨屋「千歳屋商店」があります。村の貴重な食糧源を売っているところです。仕入れも大変そうで、僕が入ったときは主婦の方が卵を探していましたが、入荷されてなかったので店の主人が自分のぶんを分けていました。ここでは村人はみな家族なのです。僕もここでお茶を購入。
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郵便局に隣接するのが村の歴史を語る見どころ観音堂(左)です。永正元年(1508)、富山村の字となっている大谷地区(旧大谷村)を開いた熊谷直盛が、熊谷家代々の守護として十一面観音菩薩を祀るために建立。十一面観音菩薩は村の文化財に指定されています。現在の御堂は文政7年(1824)に再建されたものです。旧暦1月11日には観音堂祭りが行われ、村人たちがお参りをします。さらに消防署(右)もあって治安も万全なのです。
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最後は富山小中学校です。体育館も立派です。みな進学すれば静岡か長野の他県の高校に通うようです。3回にわたって富山村をレポートしましたがいかがでしたか? ナゴヤ国はよく「大いなる田舎」とも呼ばれますが、日本一のミニ村だって、きちんと公共施設やナゴヤ文化に欠かせない喫茶店もあって、生活にはほとんど不自由しないのです。今回は時間がなくてこれで村をあとにしましたが、奥には湯の島温泉やキャンプ場、バンガロー村もあって山村留学も盛んに行われていました。最近の片田舎ではイジメや凶悪犯罪が発生するケースが多いのですが、ここは本当に平和な理想郷なのです。
現在は豊根村と合併し、日本一人口の少ない村は高知県の大川村に譲りましたが、旧富山村の公式ホームページも残っていますので、ぜひこちらもお楽しみください。
投稿者:管理人
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