第24回全国トイレシンポジウム(長野県伊那市)

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第24回全国トイレシンポジウム(伊那市)に当会が「協力」
   旅ジャーナリスト会議の会員13名が参加

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壇上で挨拶する小坂樫男伊那市長。背後の看板右端に当会の名称がある
 11月7・8日の2日にわたり、長野県伊那市と同市高遠を会場として、「第24回全国トイレシンポジュウム--『桜の里』で里山、山岳、避難時のトイレを考える」(主催/伊那市・日本トイレ協会ほかで構成される委員会)が開催された。
 旅ジャーナリスト会議は、開催に至るまでの進言と、当日の参加者へ配布する「桜の里のトイレ」のアンケートなど、資料制作のお手伝いをした。
 さらに当日、「桜の里のトイレ整備」の分科会で菊池正浩会員がコーディネーターとして大きな役割を果たし、稲葉修三郎会員が河津桜の里のトイレ状況を報告、続く奈良県吉野山、伊那市高遠城址公園の関係者の報告とともに会場から大きな拍手を受けた。
 全国各地からの参加者が500名、当会は「協力」という立場で相応の務めを担い、2日にわたり会員13名がマイカー、二輪、バス、列車などを使って首都圏や県内から馳せ参じた。
 初日には登山家の田部井淳子氏の山岳トイレの基調講演、国土交通省観光省地域振興課長による基調報告があり、その夜、伊那食品工業かんてんぱぱガーデンで開かれた全体交流会では、参加した会員の全員13名が壇上に上がり、自己紹介をする場も設けられた。
 2日目は早朝に高遠城址公園のトイレ事情を視察、折から城址公園の鮮やか楓の紅葉を堪能し、そのあと「高遠さくらホテル」で小牧市市民病院の吉川羊子医師による「避難生活での健康管理とトイレ対策」の基調講演、さらに神戸市、長野市、地元のボランティアを交えて災害時のパネルトークも開かれ、大いに学ぶところがあった。 
 
 両日ともステージに掲げられた大看板には「協力 旅ジャーナリスト会議」と大書され、主催者の好意で参加者全員に会員誌『旅行主義5号』と「トルヌス最新号」が袋に入れて届けられた。
 その結果、今回の催しを通して、わが会の存在と活動が全国に知られることになったが、それは引き続き各方面から会のあり方が注目を浴びるようになったことにほかならない。
 会員の一層の結束と、一段ステップアップした活動が望まれる次第である。
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早朝の高遠城址公園見学では温かい味噌汁などのサービスもあった
報告:森田芳夫
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