『篤姫』第29回「天璋院篤姫」

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 前回26.2%とさらに最高視聴率を更新した『篤姫』です。今週は取材で出かけていたため、ビデオ録画を頼んでおいたのですが、録画に失敗した模様。再放送を観るまでもなく中国のサイトでUPされた動画を観て24日にUPします。しかし、PCでは画像が大きくできないため観づらいですね。
 今回は家定が薨去し、篤姫が落飾して天璋院となる話です。放心状態になった篤姫は自分が上様の死期を早めたと自問自答し、お志賀の方や本寿院にも上様の死を伝えます。怒り狂った本寿院は「そなたが毒殺したのじゃ」と篤姫を折檻。でも本来、将軍生母が御台を折檻することなど、大奥の身分秩序からあり得ない話と桐野先生のブログでも解説されています。さらに疑惑の残る家定暗殺説も詳しく書かれていますので、興味のある方はぜひ太字のリンク先にも飛んでください。
 一方、斉彬の死後、気落ちした西郷は殉死をはかり、月照に止められます。薩摩では藩主の父忠教(のちの久光)が小松帯刀を呼び、側に仕えてほしいと懇願し、それに対し大久保が同意します。権力に刃向かうものではなく、利用してゆくもの。怜悧かつ合理的な大久保らしい考えですね。ここで前藩主の斉興が25回ぶりに登場しましたね。斉彬の死後、藩主忠義が若年であることを理由に忠教をさしおいて再び藩政を掌握し、西郷隆盛など斉彬派の家臣を粛清するようですが、このあたりはドラマでどう描かれるのでしょうか。見ものです。
 史跡紀行では鹿児島県姶良町の平松城跡、重富島津家墓地や鹿児島市の久光像や玉里邸庭園など忠教(久光)ゆかりの史跡を紹介していました。姶良町の最寄はJR日豊本線重富駅で、20年以上前にスタンプを推した記録が残っていますが、そのスタンプがすぐに出てこないので、今回は割愛させていただきます。
投稿者:管理人
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