『戦国忍者は歴史をどう動かしたのか?』

NO IMAGE

sengokuninja.jpg
『戦国忍者は歴史をどう動かしたのか?』
(清水昇著/KKベストセラーズ)

新書 780円 ISBN978-4‐584‐12214‐3
 2009年1月8日発行。TVドラマや歴史小説などで人気の高い「忍者」は、今や海外からも注目を集める存在だが、その実態は謎に満ち溢れている。
 本書では、忍者の発祥から、生活、考え方などを踏まえつつ、徳川家康や毛利元就、伊達政宗といった名だたる戦国武将が、どのように忍者を使って策謀、策略、謀略を企てたかを徹底解明。
 さらには、忍者が勝敗の鍵を握った「忍者十大決戦」の詳解や、忍者の具体的な戦略、超人的な技を追った「戦国忍者の戦場働き」など、激動の戦国史の裏側で暗躍した「忍者」の実態にスポットを当て、深く掘り下げる。

購入

第一章 忍者を巧みに使った戦国武将たち
1 徳川家康 豊臣家をペテンにかけたタヌキ忍者
2 伊達政宗 忍者集団『黒脛巾組』を擁した“独眼竜”
3 毛利元就 謀略と奸計で西国の覇者になった忍将
4 藤堂高虎 忍びの国・伊賀を統括した処世の達人
5 滝川一益 信長に仕えた甲賀出身の異能武将
6 雑賀孫市 ゲリラ戦術で信長を苦しめた鉄砲集団の頭領
7 馬場信春 武田氏三代に仕え、情報収集と築城に長けた勇将
第二章 忍者が勝敗の鍵を握った戦国の大決戦
1 鈎の陣 長享元年(1487)12月=甲賀忍者と足利義尚の戦い 
2 第四次川中島合戦 永禄4年(1561)9月10日=三ツ者と軒猿の忍者合戦
3 前期・後期、天正伊賀の乱 天正7年(1579)/天正9年(1581)=織田軍に対抗した伊賀忍者
4 家康、決死の伊賀超え 天正10年(1582)6月=家康の窮地を救った伊賀・甲賀忍者
5 黄瀬川の対陣 天正9年(1581)9月=風魔一党の残虐な戦術
6 伏見城籠城戦 慶長5年(1600)8月=甲賀忍者・篠山理兵衛一族の奮戦死
7 三河上ノ郷城攻防戦 永禄5年(1562)=甲賀・伊賀忍者の奮戦の末、家康妻子を救出
8 神川の戦い 天正13年(1585)閏8月=真田昌幸・幸村の家康への挑戦
9 関ヶ原の戦い 慶長5年(1600)9月=家康の忍者利用術
第三章 戦国忍者の『戦場働き』列伝
1 城戸弥左衛門 信長の狙撃に二度失敗
2 杉原盛重 忍者で城主、あだ名は“お面杉原”
3 鉢屋弥三郎率いる忍者集団 月山富田城奪還作戦
4 二曲輪猪助 河越夜戦の忍者合戦
5 石川五右衛門 釜茹での処刑となった大盗賊
6 果心居士 豊臣秀吉を怒らせた忍者
7 向坂甚内・鳶沢甚内・庄司甚内 忍者崩れ“三甚内”の明暗
8 加藤段蔵 謙信に嫌われ、信玄に討忍者
9 望月千代女 “くの一”を養成した女頭領
【人気blogランキングへ】