『天地人』第20回「秀吉の罠」

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あれっ! 本能寺の変からいきなり3年もすっ飛んでしまいました。早くも天正13年(1585)夏の越中落水城での秀吉との会見ですか。新発田重家の反乱のほうはまったくスルーされています。賤ヶ岳の戦いも、小牧・長久手の戦いも……やっぱりメインは中央舞台との絡みなのですね。
で、またも鬱陶しい初音が春日山に登場。兼続はなぜか焦っています。このノリって『功名が辻』のときと同じでもういいやって感じですね。で、秀吉の使者かと思えば故郷に帰るって……。
秀吉が景勝に面会を求めると、景勝は「会わぬ」といい、兼続が必死に説得すると、景勝は「会っても話さぬ」といいます。しかし、景勝はこのとき31歳。秀吉との年齢差は18歳ありますから、無愛想な無言ではかえって秀吉の機嫌を損ねかねないと思うのですが。
そして落水城で秀吉・三成・景勝・兼続の4者で面会。相変わらず調子よく話す秀吉に景勝はギャグの通じぬ無言。兼続がフォローしますが、ついに秀吉は上洛をうながします。ここで景勝も口を開き、秀吉との同盟が成立しました。
しかし、三成は兼続に対して無愛想。しかも過去に命を救われているのに忘れている兼続をなじり、「義とは都合のよいときふりかざすものか」と図星をつかれてしまいます。さらに「まっすぐ正直なのもよいが度がすぎるとアホ」とまで言い放つ三成。兼続立場がありません。というところで次回に続きます。
史跡紀行では新潟県糸魚川市の塩の道や親不知海岸、勝山(落水)城跡などが紹介されました。糸魚川駅には何度か行ったことがありますが、落水城は取材で行くことができませんでした。ということで落水城の写真がUPできませんので、今回はJR糸魚川駅のスタンプと駅にあった翡翠勾玉のモニュメントをUPします。
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投稿者:管理人
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