『天地人』第23回「愛の兜」

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 本日は総会終了後、三次会まで行ったあとに更新しております。身体がもたないよトホホ。
 まずは6月4日の読売新聞の記事ですが、新潟県では天地人の時間帯20時~20時45分は、トイレも我慢してテレビにかぶりつくため、水道使用量が激減するそうです。長岡市の水道局では放送開始前は約5050トンだった配水量が約3750トンまで減っているとかで、やっぱりジモティーの熱の入れ方は違いますね。NHKだからCM入らないし、トイレにもいけないのでしょう。
 余計な話題をはさみましたが、今回のストーリー。あのうざい初音も登場しなかったし、あまりのひどいストーリーに萎えてしまった視聴者を取り戻すため、またまた反則技を使いました。あのミニ与六(加藤清史郎)君の再登場です。秀吉に上洛をすすめられて悩む景勝に栗林政頼の見舞いということで、故郷の上田庄への帰郷。景勝・兼続・お船の3人で雪の上田庄へ向かい、幼い頃修行した雲洞庵へ向かいます。ここで回想シーンを使い、出ました! ミニ与六の名ゼリフ。
「わしはこんなとこ、きとうはなかった」
 他にも天の岩戸ならぬ、押入れ部屋に籠もる少年喜平次に対し、ミニ与六が階段の隙間から顔をのぞかせ「大丈夫、わしがついておる。まかせておけ」と、なんとも可愛い仕草が視聴率回復に貢献したと思われます。
 でもって、景勝が幼い頃書いた「第一義」という文書を見つけてきて、夢の中に謙信が登場。ついに景勝は上洛を決意します。一方の兼続は我が心を支える一字を模索し、一番最初に書いた「愛」の字をお船が「よいではございませんか」といって、「愛」の字に決定。あの「愛」の前立のお披露目となりました。しかし、この「愛」の字は諸説あって、どのような意味があったかは結論をみません。少なくとも「Love」とか「博愛」といったものではないのはたしか。でも、こう捉えてしまうから、ドラマではあの涙もろい軟弱な兼続になってしまったんですね。
 史跡紀行では山形県米沢市の上杉神社稽照殿、愛染明王堂、愛宕神社、最上川などが紹介されました。稽照殿にはあの有名な「愛」の前立てが展示されています。愛宕神社は未訪でしたが、愛染明王堂は昨年11月にカリスマ編集者森田芳夫氏と米沢へ取材に行った際に、森田氏が見つけた場所だったのです。史跡ポイントしては案内板もなくほとんど注目されていませんでしたが、改めて森田氏の嗅覚に恐れ入った次第です。今回は愛染明王堂と米沢観光案内所のスタンプ、米沢市内のおもしろい兼続自販機をUPします。
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投稿者:管理人
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