味噌煮込みうどんを食す

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ナゴヤ国の赤味噌第2弾といえば、味噌煮込みうどんである。なかでも東京にも進出している『山本家総本家』の味噌煮込みうどんが有名で、名駅(名古屋駅のこと。「なえき」ではなく「めいえき」と読む)では、いつも満員で行列ができている。しかし、管理人はナゴヤ出身でありながら、ソバ好きのため味噌煮込みうどんをまともに食す機会がなかった。昨年暮れの有馬記念前日に知り合いと浅草WINS前の飲み屋で飲んだ帰り道、『山本家総本家』浅草雷門店を見つけたので入り、ナゴヤ人でありながら東京で初めて食すという不思議な体験となったのだ。飲みすぎていたため玉子入りを頼まなかったのが後悔。熱々の土鍋に入った半熟玉子がうまいのだ。そして空気穴のない上のフタが取り皿となる。
しかし、初めて食して知り合いとともに閉口した。うどん麺がそば粉を使用しており、讃岐うどん以上に固いのだ。しかも、ずっと煮込んでもおいても麺がのびるものではない。赤味噌スープは抜群に美味かった。しかし、麺が固い。固すぎる。こんなものを食べていたのかナゴヤ人は……。正直、「灯台もと暗し」の如く、研究不足であった。でも、やはり大正14年(1925)創業の老舗だから半端ではない。うどん麺はもっと柔らかいものと思っていただけに不覚をとった。そうか最近の若者はジャンクフードなどの柔らかいものばかり食べて歯が弱くなっているが、ナゴヤ人はこうして歯を鍛えていたのだ。まだまだ真のナゴヤ人には程遠い……。
投稿者:管理人
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