『篤姫』第34回「公家と武家」

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前回の和宮(堀北真希)登場で視聴率が27.7%と最高視聴率を更新した模様です。
今回は和宮の輿入れで道中はスルーされて江戸入り。タイトルのように公家と武家のしきたりの違いからいがみ合いが始まります。滝山がしきたりを守るために天璋院を上座、和宮を下座にし、敷物なしにしたため、さらにエスカレートした模様です。しかし、堀北真希ちゃんの無表情の演技がいいですね。宮崎あおいさんの天璋院様はこうなるとどうも威厳がありませんね。あとで「天璋院」と呼び捨てにされていますし。しかし、家定生母の本寿院はどうしてしまったのでしょうか。まだ大奥で権勢をふるっていたはずですが。そういえば家茂生母の実成院も出てきませんね。天璋院様が家茂の母役なので登場しないほうが好都合かもしれませんが。天璋院様、老中や公方に対しては遠慮なく罵倒するのに、公家衆には身分の違いもあって遠慮がち。最後の最後で硬柔を使い分けた反撃に出ます。
 一方の薩摩では大久保が国父の島津忠教(久光)に近づき、小松帯刀とともに幕政改革に名乗りを挙げ、奄美大島へ遠島の西郷を呼び戻すようはたらきかけます。大久保が忠教(久光)に近づくため、囲碁を覚えたエピソードは出てこないのでしょうか。
 もうひとつの大事件、坂下門外の変もあっという間に終わってしまい、これで老中安藤信正もドラマの舞台から姿を消してしまうのでしょうか。正式には老中を罷免するのは事件から3カ月後のことで女性問題やハリスの収賄などの誹謗が原因とされています。でも、安藤の女性問題というのは何があったのでしょうか? 詳細がみえてきません。大奥と絡むとおもしろくなるのですが。
 
 史跡紀行では江戸城坂下門と福島県いわき市の松ヶ岡公園や平城跡、信正像などを紹介していました。坂下門外の変で歴史の舞台から消えてしまう信正ですが、戊辰戦争では奥羽越列藩同盟に参加して幕府に忠義を尽くしているんですね。今回はJR常磐線いわき駅のスタンプをUPします。
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投稿者:管理人
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