日本にあるホテルについて考える by 弘実 和昭
- 2012.05.20
ホテルと旅館は何が違うのかを考えたことがありますか。答えはあまりに簡単で、ホテルはベッドで旅館は布団。 この考えで殆んど正しいのですが、もう少し考えてみましょう。 この二つは、宿泊施設と言う事では何も違わないため、旅館業法という一つの法律で規制されている。法律上の区別は、旅館は和式の構造及び設備を主とする宿泊施設であり、ホテルはそれが洋式で作られる施設のことである。旅館にするには部屋数が5室以上必要で、ホテルは9室と旅館より多く作らなければならない。客室面積も旅館が7㎡(4.2畳)以上なのに対し、ホテルは9㎡(5.4畳)と大きい。 他にホテルには寝具は洋式(ベッド)であること、出入口及 […]