自然エネルギー

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蘇るか石炭火力発電「石炭ガス化複合発電(IGCC)」  by 菊地 正浩

  • 2013.11.24

  福島県は豊富な水力資源に恵まれ、電力需要地の近辺には適当な河川が多くあったために火力発電が遅れた。明治34年(1901)1月、磐城電気㈱の平(たいら)火力発電所が最初。その後、小名浜電燈㈱、植田電燈㈱が出来たが、水力におされていずれも数年後に廃止となった。 今日、原発の長期停止による電力不足を補うため、いわき市勿来(なこそ)の石炭火力発電所が注目されている。       火力発電はCO2を大量に排出することで敬遠されてきた。今、新しい技術により石炭火力発電が見直され、新増設が進められている。勿来発電所では国内唯一のIGCC(出力25万キロ・ワット)の […]

 東伊豆町議員、藤井広明さんの投書が朝日新聞「声」欄に登場   by 森田 芳夫

  • 2013.04.27

  2年前の6月に開かれた旅ジャーナリスト会議総会の折、藤井広明さん(東伊豆町町会議員)に講演をお願いしました。その内容は、東電による風車建設に対し地元で町議会議員を務めながら反対を続ける理由と現状報告でした。会場の壁には停止したまま放置された風車や、予備作業ですでに道路破壊が始まってしまった情景写真等が展示され、説明も多岐にわたりました。 わが会員の中には藤井さんの考えを支持している人が数多くいます。その理由は金属の柱の林立は自然景観を阻害し、それが国民的保養地である伊豆へ行きたいとする人々の意欲を削ぐであろうと危惧を抱くからです。また設置場所によっては飲み水の水源を枯渇させ、低周 […]

三筋山での風車建設問​題③ 建設是非の投票に対し​不当な言いがかり  by 森田 芳夫

  • 2012.11.16

東伊豆町細野高原で風車と景観に関するシール投票が10月10日に行われ、「風車の無い景観」が圧倒的多数で賛同を得たことを前回お伝えしました。 ところがそれに対し11月1日に東伊豆町町会議長から「この調査は問題である」旨の「申し入れ書」が藤井議員に手渡されたとのことです。この経緯について藤井さんは以下のように伝えてきました。 ◇ ――――――――――――――――――― ◇  皆様日々の活動お疲れ様です。 さて10月10日に河津の会を中心に(当会も2名の参加)行いました細野高原でのシール投票は、1対57という圧倒的多数で「風車のない、今のままの景観が好き」という結果が出ました。 ところがこのシール投 […]

三筋山での風車建設問題② 風車建設の是非を観光客にアンケート  by 森田 芳夫

  • 2012.11.08

東伊豆町々議会議員で、「風車問題を考える会」の藤井広明さんから最新の動きが届きました。 いよいよ三筋山での風力発電用の風車建設に向けて建設工事事務所が開かれたという動きがあったことはすでにお知らせしました。 そんな中で、10月10日に「三筋山の風車問題に取り組む河津の会」が主体となり、細野高原を訪れた観光客に風車問題に対するアンケートを実施したと伝えてきました。藤井さんからの報告をそのままご紹介します。 ……………………………………………………………………………………… 10月10日、三筋山の風車問題に取り組む河津の会が主体となり、細野高原でアンケートを実施しました。 絶好の天気に恵まれて訪れ […]

三筋山での風車建設問題① いよいよ三筋山風車建設が動き出した   by 森田 芳夫

  • 2012.10.19

東伊豆町々議会議員で、「風車問題を考える会を考える会」の藤井広明さんから最新の動きが届きました。いよいよ三筋山での風力発電用の風車建設に向けて建設工事事務所が開かれたとのことです。 国民の保養や健康にとって大事な伊豆半島の自然景観が、21基もの風車建設によってどう変えられてしまうのか、我々が最も懸念する問題の一つです。地元で建設阻止運動を行っている藤井さんからのお便りをそのままお伝えします。 ☆ ― ☆ ― ☆ ― ☆ ― ☆ ― ☆ ― ☆  「すっかり秋めいて参りました。日々の活動お疲れ様です。先だっての東電現地事務所への訪問や遊歩道連絡協議会で、東電側は『三筋山風車建設を8,9月頃からや […]