『天地人』第22回「真田幸村参上」

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 ようやく戦国武将人気No.1の真田幸村が登場しましたが、相変わらず初音の存在が場をぶち壊しにしています。真田の使者としてやってきた初音。ここで初めて自分が真田家の姫ということを明かしますが、母の身分が低いため忍びとして扱われたということになっています。そこまで昌幸が手段を選ばず非情な人間でしたら、もっと子づくりに専念して、歩き巫女の集団をつくっていると思いますがね。まぁ、自分の娘にもさらに間諜つけているのは昌幸らしくていいですが。あと、くうだらない初音と兼続のラブシーンは余計。
 しかも上杉に人質に出される幸村も姉に惚れている様子でお前はシスコンか! 「姉上以上に美しい女子はいない」って、だからお前はしょせん信州の田舎者なんだよ~。こう書くと幸村ファンを敵に回しそうですね。クワバラ・クワバラ、ドラマに対する突っ込みです。
 で、人質の身分でありながら横柄な態度に出る幸村。これって前回のツンデレ三成と同じではないですか。唯一の見応えあったシーンは幸村と泉沢久秀の槍の手合わせですね。稀代の智謀の士といわれる幸村より、こちらのほうが幸村の実像に近くていいです。しかし、槍を盗んだ事件は余計でした。で、なぜに幸村は知らないふりしながら「自分が腹いせに盗んだ」とかいうのでしょうか。これでは単なる天邪鬼ですよ。
 で、真田が徳川家康に攻められると、兼続は援軍を出すとともに人質であった幸村を真田に返します。原作にもあった話ですが、兼続の「義」や「愛」というのを強調したかったのでしょう。で、もって幸村は役目を終え、また春日山に戻って兼続の弟子となりました。めでたし・めでたし。
 史跡紀行では真田家ゆかりの長野県上田市、真田本城跡や長谷寺、上田城、真田幸村像などが紹介されました。上田駅周辺の上田城は行ったことがありますが、旧真田町エリアは未訪です。上田城も行ったのが10年以上も前になりますから、デジタルデータがありません。今回は上田駅前の幸村像とJR上田駅のスタンプをUPします。幸村像も駅前が整備されて場所が変わりましたね。
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投稿者:管理人
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