新幹線を運転する1

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はじめまして。旅じゃ会員のにわあつしです。小生、今ヨーロッパ鉄道ふれあいの旅を次々企画中。今から30数年前、ヨーロッパはTEE国際特急全盛期に、ユーレイルパス片手に一人鉄道乗り回しの旅をして以来、ヨーロッパの鉄道旅の素晴らしさにはまり、回を重ねるごと同行者が増え、最大20人ぐらいの時もあり、また新幹線運転士メンバーの旅もありました。今年は6月に2週間、高速列車TGV.ICE.タリス、チザルピーノ、イーエススターを含め、ヨーロッパ鉄道ふれあいの旅が決定。同行者11名、主に、一般のツアー旅に不満を抱いた段階塾年層の女性陣です。旅の目的地までの移動手段のみ利用される事が多い日本の鉄道と違って、駅、そして列車に乗ったところから旅が始まるヨーロッパの鉄道。生活感溢れる車内で各国の人々と素晴らしい景色を見ながらふれあいの旅をするのが楽しみなのです。鉄道旅の記録はこれから次々報告したいと思います。
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その前に、私の経歴欄――元新幹線電車運転士。そうなんです。それも今は骨董的な存在の0系電車の時代なんです。基本的には今の700系電車などとも運転そのものは極端に変わらなく、車で言えばナビが付き動力性能が向上し、操作もコンピューター化していることですかな!0系はマニアル車。運転士の感性で動かすことができた電車だったのです。天候や乗車人数や電車の癖!つまり加速とかブレーキの効き具合ををブレーキ弁ハンドルとノッチ操作で判断し運転していく。駅での停止位置や時間の正確な確保はこれらの事をいち早く体に染み込ませる事がポイントです。例えば、駅入線時は運転士の一人舞台。ATC信号で30キロ以下へ速度が落ちたら運転士は自分がバトンタッチします、という白い確認ボタンを押す。そして30キロ以下ギリギリの速度で、ホームに並ぶお客達の視線の中停止位置目指して入線していく。そして、50メートル手前でブレーキをかけて、体にかかる重みを感じ取りながらブレーキを抜いて停止位置にぴたりとあわせるのです。決まると最高の満足感ですよ。電車でGO!ではない本当の運転日記、これからもつづきますよ。
投稿者:にわあつし
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