『風林火山』第33回「勘助捕らわる」

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ここのところ連日30件を超えるアクセスに奮起され、久々にタイムリーで書かせていただきます。
道庵の名で越後に潜入したまではいいものの、いいように利用され、宇佐美定満はじめ越後国人領主を団結させ、挙げ句に鉄砲百挺も長尾景虎に供出してしまう……一体何しに越後へ行ったの? と突っ込みをれたくなりますが、軍師=完璧という構図を描きたくなかったのかもしれません。
それにしても今回は景虎が宇佐美定満に「三顧の礼」ですか。『太閤記』でも秀吉が竹中半兵衛を招くときに創作されましたが、この脚本家『三国志』が結構好きなようです。
鉄砲が来ないので捕われの身となり、誰も助けに来てくれない勘助。生き延びる道は景虎の配下になるしかないのですが、これを断ります。今回は景虎と長尾政景の抗争がメインとなりましたが、これもまた肩透かしを喰ったような流れ。景虎の姉・桃(仙桃院)が政景に嫁ぐことになります。
勘助のほうは大木にくくりつけられ、「殺せ!」と叫び、鉄砲で撃たれるすんでのところで、津田監物が鉄砲百挺を届け、間一髪のところで助かります。しかし、宇佐美定満は勘助を見破っていたものの、景虎は見破っていたのかいないのか分からない設定。Gacktさん、なかなかいい味出してますな。
史跡紀行では、長尾政景の居城・坂戸城のある新潟県南魚沼市を紹介していました。ここは2009年大河ドラマ『天地人』の主人公・直江兼続の生誕地でもあります。最寄はJR上越線六日町駅。北越急行の分岐点で何度か通ってはいるんですが、いつもは越後湯沢から特急を乗り継ぐので素通りになってしまうのです。
ここのところ関連する写真もスタンプもなく、UPできなくてごめんなさい。再来年の大河関連なので一度訪れなくてはいけない場所なのですが。
投稿者:管理人
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