『風林火山』第36回「宿命の女」

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にわさんに遅れること4日、ほぼ一週間遅れでUPします。
いつもこれを楽しみにしてくださる方ごめんなさい。
いや、前田亜季さんのリツと勘助は吉本でも通用しそうな漫才コンビでいいですね。重苦しい雰囲気のドラマで一種のカンフル剤になっているようです。で、勘助も物わかりのよい油川の於琴姫を殺すのをやめてしまいます。まあ、晴信とて心中落ちつかない由布姫よりも於琴姫のほうが癒されるのでしょう。
でも、太郎(義信)の嫁に今川の娘をめとり、のちに今川と戦う際には四郎(勝頼)が武田家を継ぐというのは、歴史の結論から強引に結びつけ過ぎはしませんかね。武田が今川を攻めるのは、太原雪斎も今川義元も亡くなったあとですから。晴信だって義元の存命中は簡単に攻め込むことはできなかったはずです。まさかこの原作者、勘助忍者説を採用して桶狭間の戦いで義元の居場所を信長に知らせるのでしょうか?
藤王丸=小山田信茂の説は藤王丸があっけなく死んで消えました。橋場先生のブログを参考にさせていただきましたが、信有の死因は笠原清繁の女に殺されたという説もあるようで、ドラマではそれを取り入れて信有が側室の美瑠姫に殺され、さらにそれを隠蔽するために討死ということにしたようです。でも、討死というのは無理がありましょう。せめて戦傷がもとで亡くなったぐらいにしておかないと。しかし、海ノ口城で無邪気に勘助にふるまっていた可愛い美瑠姫が、その後の運命でこうも豹変するとは……やはり娘のいる方はよい環境で育ててあげましょう。
史跡紀行では山梨県甲州市の黒川金山と鶏冠山を紹介していました。黒川金山はJR塩山駅から車で1時間、さらに徒歩で2時間30分というとてつもない遠さで、登山というより探検に近い遠さです。クマには注意しましょう。で、甲州市の塩山駅のスタンプは第14回で初出していますので、今回は割愛します。史跡紀行のほうもそろそろネタが尽きているようで……。
投稿者:管理人
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