過去のアーカイブ

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東京雑学大学 第701回講義のお知らせ

  • 2009.09.03

東京雑学大学 第701回講義 講師:伊佐九三四郎 題名:『辺境の山旅から』 日時:2009年9月17日(木)14~16時 場所:西東京市民会館 3階大会議室 (アクセス/西武新宿線田無駅北口から徒歩8分)詳しくはコチラ。 ※予約不要 無料 ぜひお気軽にご参加ください! ボルネオからアイスランドまで30数か国の登山と旅について語ります。辺境の地に住む人々の暮らしは乏しいが、けっして遅れているのではなく、独自の文化をもって生きてきた。そこでかつての日本にあったが、今なくなりつつあり、なくなってしまったものを見つけて、ハッとさせられる。戦後の復興はめざましいが、モノ、カネ優先で突っ走ってきた日本人は […]

北海道の動物たち(第7回エゾナキウサギ)

  • 2009.09.01

 ウサギ目ナキウサギ科ナキウサギ属キタナキウサギの亜種。体長10~20㎝、体重60~150g、夏毛は赤褐色で、冬毛は灰褐色から暗褐色になる。大雪山系や日高山脈などの主に800m以上の高山帯のガレ場に生息する。ウサギといっても耳長は2㎝程度しかないので、ネズミのように見える。氷河期にシベリア大陸から北海道に渡って来たと考えられていて「生きた化石」ともいわれている。  北海道の野生動物の中でなかなか出会うことのできない動物のひとつがエゾナキウサギだ。彼らの生息地域が狭いということと、一般の観光客が訪れることのない山岳地域であること、そして小さい上に憶病で人前に姿を現わすことがめったにないからだ。わ […]

『天地人』第35回「家康の陰謀」

  • 2009.08.30

 げげっ! 越後(新潟県)を去る前回は視聴率ワースト更新の14.9%。やはり鬚面の兼続がレキジョさんたちにそっぽを向かれてしまったのでしょうか? それともトイレまで我慢して観ていた新潟県民たちの影響でしょうか? この先が思いやられます。  秀吉と前田利家の二大武将が亡くなってしまう回でした。秀吉の臨終場面で三成の「三献茶」のネタですか。どうも芸がありませんね。  家康の悪役ぶりが際立ちましたね。会議のうえで三成をいじめたり、秀頼が諸侯を集めさせた場面では上杉に対して「奸臣」呼ばわりし、これに対して兼続が反論します。しかも家康の挑発にのった三成が、家康暗殺を企て、ああ出ちゃったよ、うざい初音。な […]

北海道の動物たち(第6回オオハクチョウ)

  • 2009.08.25

カモ目カモ科ハクチョウ属。 全長約140cm、翼長約60㎝、体重約10kg。全身白色で、上くちばしは黄色で下くちばしと足が黒い。繁殖地はユーラシア大陸北部で、越冬のために日本に飛来する。道東の濤沸湖、屈斜路湖などでよく見られる。  冬期、オオハクチョウが飛来する屈斜路湖は白鳥の湖と化す。湖岸の砂を掘ると温泉が湧き出す「砂湯」周辺は湖が凍らない上、多くの観光客がパンの耳といった餌を与えてくれるので、彼らにとっては天国なのかもしれない。野生動物のわりにお気楽に見えるのもそのためなのか。それとも元来そういった生き物なのかわからないが、暢気に毛づくろいしている姿は自然の厳しさを感じさせない。  一方、 […]

『天地人』第34回「さらば、越後」

  • 2009.08.23

 高校野球で新潟県勢が決勝戦進出を決めた日に国替えとは何とも皮肉ですね。これで新潟県民は『天地人』観なくなってしまうのでしょうか? 長年の故郷・越後から会津への国替え。120万石の栄転でありますが、これには家臣の反発も相当あったようで、兼続の泉沢久秀などは寝込んで拒否しています。そこに兼続が「帰農して越後に残る者を集めてくれ」と久秀に言い出し、越後一揆の下地をつくります。ただ久秀は実際は荒砥城代になっていますから会津に行っていますけどね。  越前から春日山に移封される堀秀治(かなやす慶行)も登場。兼続のためにさんざんとばっちりを受けた人です。年貢は無断で半分持って行ってしまうわ、本百姓は連れて […]

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